Facebook、「Snapchat」に対抗するアプリ「Slingshot」を開発中か？！

「買収できないのであれば自社で作ろう」という戦略なのか？！ただ、既に「Poke」で大コケしているので同じものを敢えて似たようなアプリを作る必要性はどこに…？！

Financial Timesによると、Facebookは若者に人気があると言われているコミュニケーションアプリ「Snapchat」に対抗するアプリを開発中であると報じている！

アプリ名は「Slingshot」！送ったテキストや写真は数秒で消える

現在開発中とされるアプリはFacebook内部では「Slingshot」と呼ばれているそう。「Snapchat」に対抗していることから想像できる通り、数秒間で消えるテキストや写真、動画を友人同士送り合うことができるアプリになるようだ。

Facebookが「Snapchat」に対抗してアプリを開発するのは初めてではない。冒頭でも紹介した通り「Poke」は「Snapchat」とほとんど同じ機能を持ち合わせていたが、先日App Storeから取り下げられている。

日本ではあまり利用者数がいない「Snapchat」だが、海外では若者の間で今や大人気コミュニケーションツール。写真が「残る」ことを考えると1枚1枚に気合いを入れる必要があるが、数秒間しか人の目に触れないことが前提になると敷居が一気に下がることが人気の理由だとか。

「Snapchat」のライバルアプリといえば、先日Yahoo!が「Snapchat」のライバルアプリ「Blink」を買収したばかり。数秒間で取るコミュニケーションはまだ今後も伸びしろがある事業領域なのだろうか。

「Slingshot」は早ければ今月中にリリースされる見通し。Snapchatと全く同じアプリを出しても意味がない。どのように差別化していく予定なのか、注目が集まる。

（via The Verge）