Snapchat、ニュースキュレーションサービス「Snapchat Discovery」を11月にリリースか?!
【img via The Verge】
オープンなコミュニケーションサービスはクローズドなコミュニケーション機能を準備している。逆に、クローズドなコミュニケーションサービスはオープンなコミュニケーション機能を準備している。では、クローズドだがランダムなコミュニケーションの向かう先はどこへ?!
The Wall Street Journalによると、Snapchatはニュースキュレーションサービス「Snapchat Discovery」を11月リリースに向けて開発を進めていると報じている!
Snapchatの仕組みを利用してニュースや動画を閲覧する仕組み
Snapchatを知らない人は減ってきたかもしれないが念のために解説すると、アメリカを中心とした海外で爆発的に流行っている時間制限付きのメッセージサービス。ユーザーは指定した秒数だけ閲覧できる写真や動画、テキストを相手に送ることができ、相手は画面上を押すことによって指定された時間だけ送られてきたコンテンツを閲覧できる仕組みとなっている。
Snapchatが「Snapchat Discovery」で用意するニュース閲覧の仕組みはまさにこれに従う形だ。つまり、画面を押すことによって大手メディアなどのニュースや動画、テレビ番組や映画のビデオクリップを閲覧できるようにするそうだ。個人的にはなぜそれほど面倒なことをして情報を閲覧する必要があるのかと思ってしまうが、画面を長押ししてコンテンツを消費する仕組みが今の海外の若者にとっての常識だとすれば、この仕組みは若者の間で爆発的に普及するかもしれない。
既にSnapchatは既に新聞や雑誌、テレビなどのマスメディア企業と話し合いを行っているとのこと。同社にとって初となる有料広告の取り組みになるのではないかとThe Vergeは指摘する。
平均的なSnapchatユーザーは毎日14回アプリを立ち上げるそうだ。毎日送られているメッセージの総数は5億件。これほどアクティブなユーザーが閲覧するプラットフォームに提供されるニュースキュレーションサービスの反応が楽しみだ!
(via The Verge)