iPhoneでFacebookアプリの位置情報取得をオフ(無効)にする方法
【image via thematthewknot】
Facebookで生活が便利になったと感じる部分もあることは認めるが、最近は何かと気味が悪い。特に気味が悪いのはユーザーが知らないうちにバックグラウンドで情報を吸い上げようとしていること。
先日の電池持ちが悪化する問題も本当に酷い話だ。アプリのバックグラウンド更新をオフにしていたのにも関わらず、Facebookアプリはバックグラウンドで更新を続けた。
オーディオセッションがバックグラウンドで再生され続けていたことが判明し、無事修正されたものの、Facebookがユーザーの意志に関係なく強制的にバックグラウンドで動作させることによって一体どのような情報を取得しようとしていたのだろうか。
最も簡単に想像が付くのはユーザーの位置情報。さすがに不正利用することはないと思うが、先日一部店舗で実施した広告プランを始め、位置情報があればより細かいリアルタイム性のあるターゲティングが可能になる。
ハッキリ言って気味が悪い。そしてFacebookにそのような機能は求めていない。本記事ではFacebookの位置情報取得をオフにする方法やバックグラウンド更新を無効化する方法を紹介しておく!
「位置情報サービス」の利用をオフにする方法
まずはiPhoneでFacebookの位置情報の取得を無効化しましょう。「設定」アプリを開き、「プライバシー」をタップ。
続いて「位置情報サービス」をタップ。この項目内にはiPhoneにインストールされている位置情報を使用するアプリの使用権限を制御することができる。
なお、アプリ一覧を見て分かる通り「このアプリどのタイミングで位置情報使うの、気持ち悪い」というアプリがそこそこあるので気になる場合はサクッと無効化することをオススメする。万が一アプリを使用している時に位置情報を取得しない限りサービスが利用できないということであればアプリ内で通知してくれるはずなので、その時また有効化すれば良い。
「Appのバックグラウンド更新」をオフにする方法
続いてFacebookアプリがバックグラウンドで勝手に更新しないようにするための設定方法を紹介する。同じく「設定」アプリを開き、「一般」タブをタップ。
「Appのバックグラウンド更新」という項目があるので、これをタップ。
「Facebook」を探しだし、無効化すれば理論上はバックグラウンド更新ができなくなるはず。
Facebookアプリの「位置情報履歴」の取得をオフにする方法
Facebookは「位置情報サービス」の利用をオンにしているユーザーに対し、勝手に位置情報履歴を吸い上げている。度重なる突然かつ不完全な仕様変更にずさんな開発体制を想像できずにはいられない僕としてはFacebookに自分の位置情報履歴を提供するのはしっくりこない。最後にFacebookアプリの「位置情報履歴」の取得をオフにする方法を紹介する。
Facebookアプリを開き、1番右にある「その他」タブをタップ。
「デバイス設定」で位置情報が「許可しない」になっていることを確認した上で、下にある「位置情報履歴」も無効化しましょう。下記のような状態になっていればOK!
「位置情報履歴」を有効化し、かつ、冒頭で紹介した位置情報サービスの利用を有効化した場合、「アプリを使用していない時でもあなたの正確な位置情報がFacebookに保存されます」と案内している。いえ、結構です。