Googleピンチ?!FirefoxがYahooに乗り換えた結果、検索シェアが減少
【img via Yahoo! by barmala】
先日、Firefoxはデフォルトの検索エンジンをGoogleからYahooに乗り換えたが、Googleにとってこれが思いの外ダメージが大きかったようだ。
乗り換えを実施した直後における調査会社StatCounterの調べによると、アメリカにおける検索シェアは2009年以来最大規模の減少幅を記録したと報じている!
iOSがGoogle検索を外した時のダメージは計り知れない
StatCounterによると、2014年12月におけるGoogleの検索シェアは75.2%。2014年11月は77.5%だったので、2.3%減少していることになる。
一方、YahooはFirefoxの恩恵を大いに受けているようだ。検索シェアは7.4%から10.4%にアップ。モバイル検索シェアも8%から10%に増えたそうだ。
Firefoxはアメリカにおけるブラウザシェアのうち、14%を占めている。よって、標準ブラウザが変更されたことによって検索シェアが増えるのは自然なことかもしれない。
ただし、GoogleにとってiOSの今後の動きによっては大きく状況が揺らぐかもしれない。「iOS 8」からデフォルト検索エンジンをGoogleからYahooやBing、DuckDuckGoに変更することができるが、未だにSafariのデフォルト検索エンジンはGoogleのまま。これがYahooに切り替わった瞬間、Googleは甚大なダメージを負い兼ねない。
既にこの件についてMicrosoftとYahooはAppleと協議中であるとも報じられている。Mozillaによる標準検索エンジン乗り換えがこれほどのダメージを与えていることを考えると、Appleの乗り換えが与えるダメージは計り知れない。
(via WIRED)
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