Google、Firefoxのデフォルト検索エンジンをGoogleに戻すようユーザーに通知
【img via Mozilla Firefox cosplay by nayukim】
先日、米国版のFirefoxがデフォルトの検索エンジンをGoogleからYahooに変更したことを発表した。その結果、Googleの検索シェアが減少したと伝えられている。
Googleにとってダメージは大きい。この状況をそのままにしてはならない。Search Engine Landによると、FirefoxでGoogleを開くとデフォルト検索エンジンをGoogleに戻すよう通知していることが明らかになった!
効果はいかに?!デフォルト検索エンジンをYahooからGoogleに戻すことに期待
ユーザーがFirefoxでGoogleを開くと「Get to Google faster. Make Google your default search engine.」と書かれた通知が表示される仕組みになっているようだ。さすがGoogle、やることがなかなか秀逸だ。
【img via Search Engine Land】
検索シェアの低下はGoogleにとっては確実に阻止しなければいけない事態なのだろう。Googleは公式のTwitterアカウントでもFirefoxでGoogleをデフォルトの検索エンジンに設定する方法を動画付きでツイートしている。変更方法の解説ページも用意されているようだ。
This one's for all the Google Search-loving Firefox fans out there → http://t.co/c3C0D9SC8v pic.twitter.com/ocZAOWTrvf
— Google (@google) 2015, 1月 21
Firefoxがデフォルト検索エンジンをGoogleからYahooに切り替えたことによって、検索シェアは2.3%減少。一方Yahooの検索シェアは約3%アップ。
ブラウザが標準で指定する検索エンジンが切り替わるだけでこれほどの影響があるとは恐ろしい。Googleの対策によってGoogleにユーザーを引き戻すことに成功するのだろうか。来月以降の検索シェアがどうなるか、気になる。
(via The Next Web)