”Androidが動作するiPhone 6” こと「HTC One A9」が正式発表
HTCの最新モデルはAndroidが動作する「iPhone 6」かな?
本日、HTCから「HTC One A9」が正式に発表された。ただ、発表されたスマートフォンを見るとどうも見覚えがある。
突起したカメラとフラッシュ、丸みを帯びたデザイン、ラウンドエッジ加工されたディスプレイ部分、必要以上に存在感を主張するアンテナライン。どれも「iPhone 6/6 Plus」や「iPhone 6s/6s Plus」でも見受けられるデザインだ。
Oh my god HTC literally invented an iPhone pic.twitter.com/LHvhwGdThE
— Owen Williams (@ow) 2015, 10月 20
以下に「HTC One A9」と「iPhone 6」が似ている点をまとめたので、どうぞご覧あれ!
「Android 6.0が動作する、399ドルのiPhone 6」
見るからに「iPhone 6」でしかない「HTC One A9」だが、内部スペックとしてはハイエンド機というよりはミドルクラス機となっている。
最新OSバージョン「Android 6.0 Marshmallow」を搭載し、The Vergeによると今後OSのバージョンアップもNexusシリーズに配布開始後15日以内にはアップデートできるとのこと。
「Snapdragon 617」を内蔵し、ディスプレイはフルHD。バッテリーは2,150mAhとなっているが、「Qualcomm Quick Charge」に対応しているため高速充電が可能。外向きカメラは光学手ブレ補正を搭載したf値2.0の1,300万画素。4K動画の撮影には対応していない。
指紋認証センサーもホームボタンに内蔵されているが、iPhoneのようにホームボタンを物理的に押しこむことはできない仕様となっている。価格は399.99ドル。
iPhoneのコピー端末では史上最高クラスの出来か?!
HTCは自社製品を真剣にデザインすることを諦めたのではないかと思うほど、外観が「iPhone 6」にそっくりな「HTC One A9」。
用意されているカラーバリエーション「Carbon Gray」「Opal Silver」「Topaz Gold」はまさに「iPhone 6」シリーズのカラバリそのもの。辛うじて「Deep Garnet」が用意したことによって差別化を図っている状態だ。
背面はとにかくそっくりだ。The Vergeには以下のような比較写真を含む「HTC One A9」の写真が多数公開されているので見てもらえればと思うが、カメラ部分と言い、アンテナラインと言い、どう見ても「iPhone 6」を意識している。なお、サイズ感としては「iPhone 6」以上「iPhone 6 Plus」未満のようだ。
カメラ部分も非常に似た作りだ。レンズが突起している点もなぜか同じ。
【image via MoDaCo】
ただ、全体的に似ている要素が多い中、詰めの甘さがにじみ出ている点がある。それは本体の底面。
以前、「Galaxy S6」の底面デザインがガタガタであることを紹介したが、「HTC One A9」のデザインはさらに酷い。そもそも充電ポートが中央からズレているのだ。使用上問題は無いだろうが、見ていて気持ちが悪い。
【image via MoDaCo】
端末デザインという意味ではAndroid版「iPhone 6」と言っても過言ではない「HTC One A9」。メタリックでクールな端末を世に送り出してきたHTCがこのような端末を出したことは少し残念だが、やむを得ない部分もあるのだろうか。
(via 9to5Mac)
iphone6が発売した時htc oneに似てるって言われまくってたね….
元々iPhone6がHTC One系のパクリと言われてたのでそりゃそうなるでしょう