iMac Pro(2017)とMac Pro(2013)で写真編集を比較した動画
iMac Proと「Mac Pro」の基本性能は大きく差があることは分かったが、実作業で比較するとどの程度の差があるのか。
AppleInsiderがiMac Pro(2017)のベースモデルとMac Pro(2013)で「Adobe Lightroom」および「Adobe Photoshop」による写真編集性能を比較した動画を公開していたので、紹介する!
出力時間などは短縮されるが、操作性の違いはわずか
まずは「Adobe Lightroom」を使用した、4,200万画素のRAW画像を50枚同時に開いたときに掛かる時間。iMac Proは7秒、Mac Pro」は12秒という結果に。それらの画像にシャープを掛け、JPG画像として出力するのに掛かった時間はiMac Proが1分8秒、「Mac Pro」が1分31秒だった。
続いて、同じ50枚のRAW画像をDNGファイルに変換するのに掛かる時間を測定。iMac Proは58秒、「Mac Pro」は1分7秒だった。
「Adobe Lightroom」においては、iMac Proの方が写真のズームやノイズ軽減わずかに動作が滑らかだったと説明している。また、他の機種でも見られる動作のラグはiMac Proでも見られるとのこと。
「Adobe Photoshop」では、4,200万画素のRAW画像を9枚組み合わせてHDR画像を制作する、という工程をテスト。開くのに掛かったら時間はiMac Proの方が「Mac Pro」より7秒早かったが、HDR化に掛かった時間は「Mac Pro」よりも38秒も長くかかったことが判明。
ISO12800で撮影された4,200万画素のRAW画像にノイズ軽減をした場合、処理にかかった時間はiMac Proだと8秒、「Mac Pro」だと12.5秒だった。
これらのことから、一部「Mac Pro」の方が勝るケースも見受けられつつも、iMac Proは写真の現像や編集においても4年前の「Mac Pro」より処理時間を短縮できると考えられる。
以下、どうぞご覧あれ!