MacBook Air 11in.を持っている僕のiPad 2の使い方
【img via iPad / yto】
僕は元々初代iPadを持っていた。元々iPadを買った理由は場所を選ばずにブログを書ける環境が欲しかったからだが、徐々に物足りなくなってしまい、ちょうどMacBook Air 11in.が発売されたのでそっちを購入し、iPadを手放すことにした。
ところが、手放したはずのiPadをまた買ってしまった。僕と同じように「MacBook Air 11in.があれば十分だ!」と思って手放してみたものの、いざiPad 2を手にして欲しくなった人も少なくないだろう。自分が購入に至るまでに考えたことをまとめてみたので、欲しいけどイマイチ購入に踏み切れない人は参考にしてもらえれば。
前提:閲覧専用デバイスとして利用
まず、前提として僕はiPad 2を基本的に閲覧専用のデバイスという認識で購入している。そもそも僕が購入したモデルはiPad 2 Wi-Fiモデルの16GB(黒)であり、最初から外出中に積極的に利用するつもりでいない。冒頭にも書いた通り、ブログを外出先で書ける環境が欲しかったためMacBook Airを買ったので、iPad 2になったとしてもその位置づけは変わらない。発信用のツールはMacBook AirにしろiPhoneにしろ足りているので、あくまでも情報の閲覧とストックをするためのデバイスとして考えている。お金に余裕が無いというのもあるが、3G回線付きのものを買わなかったのはそのためだ。
では、以下に具体的な使い方を書いておく。
カメラの写真を取り込む
iPadにしろMacBook Airにしろ、SDカードを読み込むためには別途アダプターなるものが必要となるが、「写真を取り込む」という作業だけに絞ればiPad 2の方が圧倒的に早いし手軽である。もちろんPhotogeneとかを使えばその場でそれなりの編集もできるが、個人的にはCanon X3で撮った写真を確認したり一緒にいる仲間にすぐ見せるにはiPadが最適だと思う。
電子書籍を読む
僕はそもそも長い文章を読むのがあまり好きでないことを理由に本をあまり読まないのだが、例外的に雑誌は一つ一つの記事が短いので時折本屋やコンビニで買う。久しぶりにApp Storeの電子書籍カテゴリを覗いてみたら一年前より色んな雑誌が電子書籍化されていて購読出来る様になっていたので、僕も早速Newsweekを12週間購読して読んでいる。一冊単位で買うと紙面とほぼ同じ値段になってしまうが、12週間購読をすると1200円なので、毎週しっかり読めばかなりお財布にも優しい。予め雑誌をダウンロードしておけば移動中に読める。
予定管理表として使う
僕は仕事・プライベート共に予定をGoogle Calendarに表示させている。純正のカレンダーでも十分便利だが、最近は先日公開されたWeek Calendarを使っては全ての予定を管理している。
見やすさもさることながら、予定の入力のしやすさも重宝する利用の一つである。空いているところを探し、そこをタップして予定を入力、変更だった場合はその予定をドラッグして別の場所に移動する、という手軽さはかなり良い。ただ、同期させないといけないと意味がないので、基本的には入力はMac側でやってしまうかな。
Remoteとして使う
これは普段というよりは自宅にいるとき限定の使い方だが、普段はMacBook Air 11in.で作業しながらTeleportを使ってMacBook Pro 15in.で作業しつつ音楽を垂れ流す、という使い方をすることが多いのだが、その音楽を選択するのにRemoteを使うことが多い。最近MacBook Pro 15in.がお疲れ気味で動作が重いので、iTunesの曲を変えるぐらいのことはRemoteでやっている。非常に個人的な使い方でスイマセン。
ブラウジング用として使う
元々「やっぱりiPadが欲しいかも」と思ったきっかけは寝る直前にふと思い出してブラウザを開きたい時に、iPhoneだとどうしても画面が小さくて不便だと感じていたからである。初代iPadよりも読み込み速度が速いことも分かっているので、これで寝る前に調べたいことが出来たときに困らない。
ちなみに、僕はSafariで事足りているが、PuffinやSleipnirなど使い勝手を強化したiPadに最適化されたブラウザも多数出ているので、タブ周りの動作に不満がある人は使ってみてもいいかもね。
RSS Reederとして使う
MacでもiPadでもiPhoneでも同じReederを使っている上に、ブログに書くネタを大量に入れているのでキーボードのあるMacBook Air 11in.で消化することの方が多いのだが、朝ゆっくり見ている時間がない場合は予め同期しておき、電車の中で読むこともある。iPadなのでよくも悪くも画面が大きいため満員電車では辛いが、久しぶりに使ったらiPhoneで見ているときより目に掛かる負担が軽い気がする。当然か。
現段階での僕のiPad 2の使い方は以上である。冒頭にも書いた通り、僕はiPad 2を閲覧専門のデバイスとして位置づけているので、MacBook Air 11in.とは今のところ使い分けが出来ている。実際、電子書籍や文章、写真や動画を見るためにわざわざMacBook Airを起動するのは無理がある。
僕のように普段からMacBookで作業している人は無理してそれらの作業をiPadにシフトさせようとせずに、iPadの方が適している作業だけをiPadにシフトさせるのがポイントだと思う。僕がそれをやった結果、上記のような使い方になった。参考になれば。