iPadの不振、続くーー9四半期連続でシェア減少中、タブレット市場も不調
存続が不安になるぐらいには目に見えて不調なタブレット市場。その中でも相変わらず振るわないiPadの今後も心配だ。
IDCやStrategy Analyticsの調査結果によると2016年第1四半期におけるiPadのタブレット市場のシェアが昨年同時期比と比較して減少していることが明らかになった!
Amazonが5421.7%成長を記録!Huaweiも好調を記録
IDCの調査結果によるとAppleは2015年第1四半期時点で27.2%あったシェアを2016年第1四半期で25.9%まで落としていることを明らかにしている。出荷台数も1,260万台から1,030万台まで減少している。
【image via IDC】
特筆するべきはAmazonとHuaweiの好調ぶり。Amazonに至っては0.1%しかなかったシェアを5.7%まで伸ばし、成長率5,421.7%という意味不明な数値を叩き出している。Huaweiも2.4%から5.2%まで伸ばし、82.2%の成長を記録。
一方、Samsungは28.1%の減少、Lenovoは13.8%の減少を記録するなどタブレット市場において各社が苦労している様子が伺える。
Strategy Analyticsの調査結果を見るとAppleのシェア率は24.3%から22.1%に縮小しているとしておきながら、成長率は-19%とIDCとほぼ同等の結果となっている。
【image via Strategy Analytics】
タブレット市場やノートPC市場の不調が続く中、新しい風を吹き込むと期待されているのが「コンバータブルタブレット」と呼ばれるデバイス。要は「Surface Pro」のようにタブレットにもなり、ノートPCにもなるデバイスのことだ。四半期における出荷台数は490万台と徐々に増えている。
スマートフォンさえあれば大抵のことは完結するかもしれないが、無理してスマホでやるよりはタブレットの大きい画面を使った方が何かと便利だと思うのは僕だけだろうか。
9.7インチ型iPad Proを購入して以来、ミーティングのメモはiPadで事足りている。ニュースのチェックもiPad、リアルタイムアクセス数のチェックもiPad。個人的には生活に欠かせないデバイスなのでもう少し市場として盛り上がっても良さそうだが、「あると便利だけど、無くても困らない」というのが問題なのだろうか。
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(via MacRumors)