【レビュー】iPad Proを「iPad Air 2/ mini 2」の外観や表示と比較してみた結果、やっぱり大きすぎると思った
新モデルが出る度に買うほどのファンではないが、僕はなんだかんでiPadを買ってきてはそれなりに活用してきている。現在、手元にあるのは「iPad mini 2」「iPad Air 2」、そして先日購入したばかりの「iPad Pro」。
第一印象が「なんだこれ大きすぎる」と感じた12.9インチディスプレイは7.9インチ、9.7インチディスプレイと比べるとどれほど大きいのか、同じウェブサイトやアプリを表示した場合の表示領域はどの程度違うのか、気になって調べてみたので参考にどうぞ!
「iPad Pro/ Air 2/ mini 2」のスペックを比較
外観の比較を紹介する前に、iPad Pro「iPad Air 2」「iPad mini 2」のスペックを一部比較した表を載せておく。今回は主に外観やディスプレイで同じウェブサイトやアプリを開いた時の表示の違いを見比べるため、ディスプレイの大きさや解像度、物理的なサイズのみをピックアップしている。
iPad Pro | iPad Air 2 | iPad mini 2 | |
---|---|---|---|
ディスプレイ | 12.9インチ 2,732×2,048ピクセル 264ppi |
9.7インチ 2,048×1,536ピクセル 264ppi |
7.9インチ 2,048×1,536ピクセル 326ppi |
縦幅 | 305.7mm | 240mm | 200mm |
横幅 | 220.6mm | 169.5mm | 134.7mm |
厚さ | 6.9mm | 6.1mm | 7.5mm |
重さ | Wi-Fi:713g Wi-Fi/LTE:723g |
Wi-Fi:437g Wi-Fi/LTE:444g |
Wi-Fi:331g Wi-Fi/LTE:341g |
なお、僕の手元にある「iPad mini 2」は2013年10月に発売されたモデル。7.9インチ型iPadの最新モデルは「iPad mini 4」。これらのスペックや価格を比較した表は以下の記事にあるので、参考にどうぞ!
【比較】iPadシリーズ最新モデルiPad Pro「iPad Air 2」「iPad mini 4」のスペック・仕様・価格を比べてみた
「iPad Pro/ Air 2/ mini 2」の外観を比較
続いて、iPad Pro「iPad Air 2」「iPad mini 2」の外観を比較してみることに。
重ねてみると、iPad Proのディスプレイの中に「iPad Air 2」が、「iPad Air 2」のディスプレイの中に「iPad mini 2」が収まるようなサイズ感であることが分かった。
iPad Proと「iPad Air 2」の「Touch ID」は恐らく同じもの。「iPad mini 4」も同じ「Touch ID」を搭載しているが、残念ながら僕が持っているのは「iPad mini 2」であるため、そもそも「Touch ID」を搭載していない。
横並びにしてみたところ。「iPad Air 2」と比べてもiPad Proはあまりにも大きい。
「iPad Pro/ Air 2/ mini 2」の表示領域を比較
続いて表示領域の違いを比較してみることに。
Safariで比較
まずはSafariでランドスケープモード(横向き)でgori.meを表示してみた。iPad Proの方が圧倒的に広いエリアを表示できると思いきや、実はどのデバイスも変わらないという衝撃の事実。画面の広さに対して表示が拡大されているだけなのだ。
ただし、画面が広くなった分、言うまでもなく文字は読みやすく、タップ領域も広くなり操作がしやすくなった。
続いてポートレートモード(縦向き)にした時の表示領域をチェック。こちらも「iPad mini 2」「iPad Air 2」iPad Proは全て同じ表示領域となっていることが分かる。
SmartNewsで比較
アプリではどうなのか。人気ニュースアプリ「SmartNews」を表示してみたところ。iPad Proの表示領域があまりにも広いため、下に余白が表示されてしまっている。それだけ画面が広いのだ。
キーボードを比較
次に画面無いに表示されるキーボードを比較してみた。「iPad Air 2」と「iPad mini 2」は全く同じだが、iPad Proのみ他の2つとは異なるキー配列になっていることが分かる。画面が広くなった分、通常のMac用キーボードに近い配列にしたのだと思われるが、これがとにかく使いにくい。画面が広くなっている分、各キーが押しやすくなると期待していたが、キー配列に慣れていないせいか、なかなか正確に打つことができない。
iPad Proを横向きにした時のキーボードはまさにMacのキーボードと同じサイズになる。キー配列さえ覚えてしまえばきっとスラスラ打てるようになる……はず。Macのキーボードとほぼ同じはずなのになぜ打てるようにならないのか、甚だ疑問である。
「Slide Over」「Split View」の表示領域を比較
「iOS 9」から対応した画面分割マルチタスク機能「Slider Over」と「Split View」。これらをそれぞれのデバイスで利用するとどのような表示になるのか、比較してみた。
まずは「Slide Over」を利用する前のアプリ選択画面から。表示されるアプリ数は3つで同じ。
iPad Proの12.9インチ型ディスプレイが真価を発揮するのは「Split View」を利用した時と言っても過言ではないだろう。Safariと「SmartNews」を並べても窮屈さを感じさせないのは巨大ディスプレイサイズのお陰。
発表された時に「iPad Air 2」の解像度が画面の半部に収まるとアピールしていたが、実際に並べてみると確かに「iPad Air 2」で表示されている「SmartNews」のニュース6列分が僅かに縮小されiPad Proの右半分に表示されている。
実際に持った時の存在感を比較
最後に、iPad Proの巨大さを表現するために僕自身をモデルとして「iPad mini 2」「iPad Air 2」iPad Proをそれぞれ持った様子を載せておく。参考情報として僕の身長は167cm、左腕に付けている時計は直径49mm、右腕に付けているApple Watchは42mmモデルとなっている。
「iPad mini 2」を持った僕
「iPad Air 2」を持った僕
iPad Proを持った僕
とにかくiPad Proは巨大だ。想像以上に大きいので、購入を検討している人は上記比較を参考に改めて購入するべきiPadが果たしてiPad Proで問題ないか、今一度自分に問いかけてみるべし。
iPadの公式情報・購入ページ
- モデル別 ▶ iPad Pro / iPad Air / iPad mini / iPad
- iPadアクセサリ ▶ Apple公式ストア / Amazon
- 各モデルを比較 ▶ iPadを比較
- 整備済商品(公式の新中古品) ▶ Apple公式ストア(整備済み商品とは?)
- 学割(教員・PTA役員も対象) ▶ 学生・教員向けストア(学生・教職員向けストアとは?)