MagSafeバッテリーパックは「モバイルバッテリー」ではなく「充電機能付きバッテリー拡張」という考え方
「iPhone 12シリーズ用スマートバッテリーケース」という位置付け
Appleから突然発表された、iPhone 12シリーズ用MagSafe接続対応バッテリー「MagSafeバッテリーパック」は、目を疑いたくなるほど費用対効果が悪く見える。iPhoneに接続した際の出力は5Wで、Ankerなどのサードパーティ製品と変わらない。バッテリー容量は11.13Whで電圧は7.62Vと他社製の2倍近くあるが、Anker PowerCore Magnetic 5000(3.7V/18.5Wh)に満たない。
iPhone 12シリーズに隠されていた双方向ワイヤレス充電機能が解放され、27W以上の電源アダプタを接続すればMagSafe充電器として使える点は魅力的だが、11,800円という価格はあまりにも高すぎる。
Apple、Anker、Belkin、CIOのMagSafe対応モバイルバッテリーの仕様を比較すると、費用対効果の悪さが際立つ。
Apple | Anker | Belkin | CIO | |
---|---|---|---|---|
バッテリー容量 | 1,460mAh | 5,000mAh | 2,500mAh | 5,000mAh |
最大出力 単体使用時 |
5W | 5W | 5W | 15W |
価格 | 11,800円 | 3,990円 | 4,378円 | 3,608円 |
MagSafeバッテリーパックを「MagSafeを利用したモバイルバッテリー」として捉えると、購入価値が見出しづらい。しかし「MagSafe充電器としても使えるバッテリー拡張」と捉えれば、納得感が出てくる。
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もう既にMagSafe充電器もCIOと Ankerのバッテリーも持ってる、身としたら高すぎる価格設定かと思います。まぁモバイルバッテリーにMagSafe充電器を付けたと言う事での価格なんでしょうけど高いです。
仰るとおりですね。ただまあケースと違って簡単に外れてしまう点が気になりますねぇ。小さくてコンパクトだから収まりがいいのかなあ。買ってみたので追ってレビューします🔥
定期的に「おいまじかよ」みたいな製品価格、出してきますよね!w
なるほど!ありがとうございます!
出力電圧が7.62Vと通常の倍なので、mAhで比較せず、Whで比較するのが正しいかと。
mAhでむりやり比較するならば、「3000mAhくらいのモバイルバッテリー」と考えられる感じかな。
Appleは好きなんだけど、毎回価格設定イカレてると思います・・・
スマートバッテリーケースもモドキがいっぱい出ましたが、それでも売れたようですし、これもやっぱり売れるんでしょうね。
iPhoneのシステムに入り込んだような快適な使い勝手と純正の安心感は、恐らくこのバッテリーパックも引き継いでるでしょうし、スマートバッテリーケースを買っていた層にはこのバッテリーパックだけが突出して高くも感じないでしょう。