Ankerの「充電器+バッテリー」最強モデル、常時最大65W出力になり無敵になりました
「Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)」が発売
Ankerは8月8日、Anker Primeシリーズ初となるモバイルバッテリー兼USB急速充電器一体型製品「Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)」を販売開始した。
この新製品は、以下のような人におすすめだ。
- 「モバイルバッテリーとUSB充電器、両方持ち運ぶことが面倒に感じることがある」
- 「出先でMacBook AirやMacBook Proを充電したい時がある」
- 「iPhoneも同時に充電したい」
- 「よくモバイルバッテリーを持ち運ぶことを忘れる」
1つでも当てはまる人は、読み進めてもらいたい。
従来製品の”課題”を解決し、”最強”に磨きをかけた
Ankerはモバイルバッテリー兼USB急速充電器一体型製品製品を「Fusion」シリーズと呼んでいる。過去数カ月間で、「Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」や「Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」などが登場しているが、いずれも出力は最大30Wまで。
Ankerの最強仕様「充電器+モバイルバッテリー」と勝手に呼んでいる「Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)」はUSB充電器として最大65W出力だが、バッテリーとしては最大30W止まりだった。
最新モデルである「Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)」はこの課題を見事に解決。USB充電器でも、バッテリーでも、常に最大65W出力が可能になった。
壁コンセントに沿うように挿すデザイン
「Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)」は、「Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)」と比べて本体は小型化。デザインは”ガチ勢”向けのモバイルバッテリー3兄弟と似ている。本体サイズは約115 × 44 × 42mm、本体重量は約308gだ。
折畳式プラグは側面についており、壁コンセントに挿した場合、長辺が壁に沿うような構造となっている。
前面にはディスプレイがあり、電池残量や出力などが確認できる。ボタンを押すことで表示が切り替わり、スクリーンオフまでの時間や明るさの調整なども可能。ポートごとの入力・出力状況も確認できる。
Amazonより
搭載ポートはUSB-Cポートが2つ用意されている。USB充電器とバッテリーでの出力仕様は変わらない。最大65W出力あれば、MacBook Airは高速充電が可能。14インチMacBook Proは通常速度で充電できる。
バッテリー容量は9,600mAh。iPhone 15やiPhone 15 Proを約2回充電できる。MacBook AirやMacBook Proはせいぜい10〜20%程度しか回復しないだろうが、いざという時に充電できるという選択肢があることは心強い。
USB充電器とモバイルバッテリーを1つにまとめたい、でも出力には妥協したくない、という人はチェックしてもらいたい。