新型iPhone SEの噂:来年初頭に発表?デザイン刷新、A18搭載でApple Intelligence対応か
「Apple Intelligenceに対応する最も価格が手頃なiPhone」として登場する可能性

Appleは新型iPhone SEを2025年初頭に発表する可能性がある。Bloombergの人気ジャーナリストMark Gurman氏が明らかにした。
過去2世代のiPhone SEはiPhone 8の筐体がベース。ホームボタンを搭載し、上下に巨大なベゼルを備えているが、iPhone 16シリーズと比べて一回り小さいサイズ感と150gを切る軽さ、手軽な価格帯によって多くのユーザーに支持されてきた。
新型iPhone SEはiPhone 14の筐体を再利用し、有機ELディスプレイの採用が有力視されている。iPhone 16シリーズでは内向きカメラなどを内蔵するエリアはDynamic Islandとして”画面上の島”のように配置されているが、新型iPhone SEは引き続きノッチを採用するという。

iPhone 14(左)
A18チップを搭載するため、Apple Intelligenceをサポートする。現行モデルは2022年3月9日に開催されたスペシャルイベントで正式発表され、A15 Bionicチップを搭載するため対応しない。
新型iPhone SEは現行の支持層に刺さるのか
iPhone 16をはじめ、最新iPhoneの費用対効果が自分に合わないと感じる人は増えているだろう。ごく一部の人を除き、一般的に必要とされる性能や機能は数年前のiPhoneモデルでも十分に得られる。カメラも年々進化しているが、その恩恵を受けられるのは限られている。
新型iPhone SEは、状況を改善する起爆剤になる可能性を秘めている。販売価格は不明だが、筐体の変化による値上がりがあったとしてもiPhone 16シリーズよりは安い価格でiPhone 16と同等のパフォーマンスが得られ、Apple Intelligenceが利用できる。
しかし問題が2つある。
1つ目はApple Intelligenceのアピール力。記事執筆時点でApple Intelligenceは米国でさえ利用できておらず、年内に利用できる機能は限定的かつベータ版としてのリリースが予定されている。利用できる機能はオンデバイス処理などAppleならではの強みはあるが、「AIとしての真新しさ」はない。そもそもiPhone SEに興味を持つユーザー層が最新のAI機能に持つかは不明だ。
2つ目は、筐体の変化だ。iPhone 14の筐体がそのまま再利用されるとすれば、本体重量は約30g重くなり、本体は一回り大きくなる。コンパクトかつ軽量を好むユーザーには歓迎されず、買い換えを促せるかは不透明だ。

iPhone 14とiPhone SEのサイズ=Apple公式サイトより
新型iPhone SEはAppleのiPhone販売戦略において重要な位置付けとなるだろう。iPhone 16シリーズはオーバースペック、必要な機能と価格が見合わない、と感じる人は、新型iPhone SEの登場を待っても良いかもしれない。
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