iPhone 5は今後廃止されるという説が浮上!「iPhone 5S」「iPhone 5C」「iPhone 4S」の3モデル展開に?!
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KGI SecuritiesのアナリストMing-Chi Kuo氏が次期iPhoneに関する情報を公開したようだ!
同氏によると、以前から廉価版iPhoneと言われていた「iPhone 5c」がミドルスペック端末として位置付けられるとのこと。だとすれば現行モデルであるiPhone 5がロースペック端末になると考えるのが自然だが、Kuo氏によると今後のエントリーモデルはなんとiPhone 4Sになるとコメントしている!まさかの展開過ぎる!
今後のラインアップは「iPhone 5s」「iPhone 5c」「iPhone 4S」の3モデル?!
ここ最近の噂では「iPhone 5c」が廉価版と呼べるほど安くないという話も出てきていた。現時点での予想価格は400〜500ドル。決して手頃な値段ではない。
一方、今後エントリーモデルになるであろうiPhone 4Sは300〜400ドルの間で販売されると言われている。よって、「iPhone 5s」がハイスペックモデルとした時に、ミドルスペックモデルは「iPhone 5c」、ロースペックモデルは「iPhone 4S」になる、ということだ。これを受けてiPhone 4とiPhone 5が生産終了するとも述べている。
今回の噂で疑わしいと思われる点2つ
Appleの新製品予想に定評のあるKuo氏だが、この指摘は若干疑わしい点が2つある。
昨年の端末をいきなり生産終了?!
iPhone 5は昨年発表されたばかり。Appleはこれまで1つ前のモデルを安く販売し、それ以前のモデルはさらに安く販売するなどの施策を実施してきた。
2つ前のモデルであるiPhone 4Sを残し、昨年のモデルであるiPhone 5をいきなり販売終了することなんてあり得るのだろうか。
非Lightning端末をあえて残す理由は?!
iPhone 5発売と同時に30ピンコネクターからLightningケーブルへの移行を積極的に行っていたはず。
言うまでもなく、iPhone 4Sは30ピンドックコネクターを搭載。Lightning対応端末に切り替えている中、あえて非対応端末を残す理由はあるのだろうか。
「iPhone 5c」の価格がもっと安くなればいい!
個人的に今回の噂はしっくりこない。デタラメとは言わないが、冷静に考えてもこれまでの流れとかけ離れすぎている印象がある。
これまでの噂からすると、iPhone 5から「iPhone 5c」に乗り換えた場合、明らかなグレードダウンになることは明白。いくら的中率の高いアナリストの意見とは言え、こればかりは話半分で聞いておくことにした方が良いのではないだろうか。
(via AppleInsider)