2021年のiPhoneはFace IDに加えて画面内蔵指紋センサーを搭載か
再来年にはより強固なセキュリティとさらに便利になった使い勝手を実現したiPhoneが登場するかもしれない
Appleは2021年に発表するiPhoneに顔認証機能「Face ID」だけではなく、ディスプレイに内蔵された指紋認証機能をサポートすると、TFIアナリストのMing-Chi Kuo氏が伝えている。
Kuo氏は画面内蔵型指紋センサーが抱えるモジュールの厚さ、指紋を認識するエリア、電力消費、ラミネーションの歩留まりという4つの技術的問題が今後12〜18ヶ月のうちに劇的に改善されると予想。
そのため、Appleは「Face ID」および画面内蔵型指紋認証を両方搭載し、高いセキュリティと使い勝手を実現したiPhoneを発表するのではないかと見ている。
顔認証と指紋認証は「競合関係ではなく、補完関係にある」
画面内蔵型指紋センサー内蔵のiPhoneに関する噂は、先月にも中国市場向けに画面に指紋センサーを内蔵したiPhoneを準備中であることが報じられていた。ディスプレイ内蔵型指紋センサーの研究開発を本格化したという情報もある。
Appleは2017年11月に「iPhone X」で「Touch ID」の画面内蔵を検討していた、という噂を否定しているが、Kuo氏は顔認証と指紋認証は「競合関係ではなく、補完関係にある」と指摘。
複数の生体認証機能を搭載していることにより、どちらか一方が利用できない場合または使い勝手が悪い場合にもう一方が使えるメリットを説明している。
てっきりAppleは指紋認証を過去のものとして顔認証へと移行するのではないかと思われたが、Kuo氏の予想が事実であれば、再来年にはよりパワーアップした指紋認証機能が顔認証に追加されているかもしれない。
画面内蔵指紋センサー搭載のiPhoneに関するこれまでの情報は下記のストーリータイムラインを参考にどうぞ。
(Source: MacRumors)
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