iPhone 14の端末価格、15%値上げの恐れ。13.5万円から?
「コスパの良いモデル」なんてものはない。新型iPhoneは全4機種、10万円以上か
2022年の新型iPhone(iPhone 14)は、端末価格がiPhone 13シリーズより約15%値上げする可能性がある。Apple情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏が最新の見通しを明らかにした。
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Hon Hai/Foxconn is one of the winners of the increased ASP of iPhone 14 series. I estimated iPhone 14 series ASP would increase by about 15% (vs. iPhone 13 series ASP) to $1,000-1,050 (USD) due to two iPhone 14 Pro's price hikes & higher shipment proportion. https://t.co/UgiW0kom4F— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) 2022年8月10日
iPhone 14シリーズは10万円〜、iPhone 14 Proシリーズは15万円〜?
iPhone 14シリーズが昨年と比べて15%値上げした場合、「iPhone 14」は135,470円から、「iPhone 14 Pro」は166,520円から、「iPhone 14 Pro Max」は183,770円からとなる。1TBモデルは27万円を超える恐れがあり、キャリア版は30万円以上の価格帯も有り得るだろう。
6.7インチディスプレイを搭載する「iPhone 14 Max」は初登場。iPhone 13とiPhone 13 miniの価格差は18,000円となっており、同様の価格戦略だとすれば、「iPhone 14 Max」は117,470円からとなる。
一方で、過去にiPad mini(第6世代)の仕様や発売時期を正確に予測した実績を持つ韓国のNaver Blogユーザー「yeux1122」は、「iPhone 14」の価格は据え置きになると予想していた。
「iPhone 14」シリーズは6.1インチモデルが2機種、6.7インチモデルが2機種の4機種展開となり、「iPhone 14 mini」は出ない。価格の据え置きを決定した背景として、miniモデル廃止の影響で「iPhone 14」シリーズが値上げしたような印象を緩和する狙いもありそうだ。
また「iPhone 14」シリーズのProモデルはカプセル型+丸型のデュアルパンチホールディスプレイや「A16 Bionic」チップの搭載が噂されているが、非ProモデルはノッチやA15 Bionicチップを引き継ぐため、ハードウェアとしての進化が限られているとの噂だ。据え置きは妥当な判断とも言える。