iPhone 16 ProのCADデータが流出。これが噂の「キャプチャーボタン」か
iPhone 15 Proより本体は大型化、やはり6.3インチディスプレイ搭載か
キャプチャーボタンのCADデータ(91mobiles.comより)
2024年の新型iPhone(iPhone 16シリーズ)は過去数年と同様に4種類登場し、Proモデル2機種は新しい「キャプチャーボタン」が追加されると噂されている。91mobiles.comが入手したCADデータには、現行のiPhoneには搭載されていない新しいボタンが確認できる。噂されている「キャプチャーボタン」の可能性がある。
「キャプチャーボタン」は半押しAFやスワイプ操作に対応するなど、ビデオ撮影を中心としたカメラ用ボタンになると見られている。長年カメラを搭載してきたiPhoneが今更”カメラ用ボタン”を搭載するのは、Vision Proで閲覧できる空間ビデオコンテンツの充実化を図っているものと見られる。「iPhone 16」と「iPhone 16 Plus」のカメラ配置変更も、同様の理由とみられている。
91mobiles.comは、ディスプレイサイズが6.1インチ、本体サイズは146.6 × 70.6 × 8.25mmであるとの情報も入手。iPhone 15 Proと比べてわずかに大型化しており、6.3インチディスプレイを搭載する可能性を指摘している。MacRumorsも昨年9月に「iPhone 16 Pro」のサイズ情報を入手しており、一回り大きくなると伝えていた。
ディスプレイ方のCADデータ(91mobiles.comより)
カメラ周りのデザインは大きな変更は見られず、従来どおり背面の左上に3つのレンズ、LEDフラッシュ、LiDARスキャナ、マイクが配置されている。「iPhone 16 Pro」は昨年Pro Max限定だった光学5倍ズームを実現するテトラプリズム望遠レンズを搭載する可能性がある。
光学5倍ズームを搭載することで、35mm換算で120mm相当の望遠がデジタル処理による劣化処理を最低限に抑えた写真が撮影可能になる。ただし同時にポートレートモードを使用する際は3倍ズーム時に比べて寄るため、慣れが必要になるだろう。