当メディアのリンクにはアフィリエイト広告が含まれています

iPhone 16はマイナーチェンジ?目玉は2025年の新型iPhone SEや”iPhone 17 Air”か

iPhone 16シリーズはApple Intelligence搭載も、デザインや機能に大きな変化なし

AppleEvent Sep2022 FarOut4111

2024年の新型iPhoneiPhone 16シリーズ)は、マイナーアップデートモデルに留まる可能性が高い。Appleに詳しいBloombergの名物記者Mark Gurman氏が最新ニュースレターで明らかにした。

Appleは2020年にiPhoneのデザインを一新し、5Gに対応させて以来、大きな変更を加えていない。今年のiPhone 16シリーズも、この流れを汲むことになりそうだ。昨年登場したiPhone 15 Proはチタン製になったものの、中身は前モデルとほぼ同じ。iPhone 14 ProDynamic Islandが導入された時も、革新的なインターフェースとは言い難く、iPhone 13 Proからのマイナーチェンジに過ぎなかった。

今年のiPhone 16シリーズも、このパターンから逸脱しないだろう。iPhone 16、16 Plus、16 Pro、16 Pro Maxの4モデルは、現行モデルと見た目に大きな違いはなく、革新的な新機能も搭載されない見込みだ。

iPhone 16シリーズの注目ポイント

現時点で確認されているiPhone 16シリーズの注目機能は、以下のとおり。

  • Apple Intelligence:Appleの新しいAI機能群。iPhone 16全モデルで動作するが、iPhone 15 Proでも利用可能。どこまで魅力的なのかは未知数。
  • アクションボタンiPhone 16の通常モデルにも搭載。ただし、iOS 18でカスタマイズ性が向上したコントロールセンターやロック画面の存在により、その価値は薄れるかもしれない。
  • 新しいカメラコントロール:Proモデル限定の可能性あり。一眼レフのような操作感で、オートフォーカスやズームをスムーズに制御できる。
  • 少し大きくなった画面:Proモデル限定の可能性あり。iPhone 16 Proは6.1インチから6.3インチに、Pro Maxは6.7インチから6.9インチに拡大。
  • 新色と新チップ:Proモデルのブルーが廃止され、人気のローズゴールドが復活するとのA18チップ搭載、全モデルでメモリ8GBに。

これらの変更点は、古いiPhoneを使っている人にとっては魅力的かもしれないが、買い替え必須とまでは言えないだろう。iPhone 16シリーズが爆発的なヒットを生むとは考えにくい。Apple自身も、今四半期のiPhoneの成長予測を発表しなかったことから、大きな期待はしていないようだ。

”真の変革”は2025年に

しかし、来年はiPhoneに大きな変化が訪れる。2025年初頭には、新型iPhone SEが登場する。2022年以来のアップデートとなるこのモデルは、iPhone 14のようなデザインで、有機ELディスプレイとApple Intelligenceを搭載する見通し。価格が500ドル程度に抑えられれば、ヒット商品になる可能性がある。

さらに重要なのは、2025年の新型iPhone(iPhone 17シリーズ)だ。このシリーズでは、Appleが長年模索してきた「第4のiPhoneモデル」が登場するかもしれない

Appleはこれまで、スタンダード、Pro、Pro Maxに加え、第4のモデルを模索してきた。iPhone 12 miniは商業的に失敗。iPhone 14 Plusも価格設定がネックとなり、Proモデルとの価格差がわずか100ドルだったため、消費者に受け入れられなかった。

来年、Appleはこの第4のモデル構想に再挑戦するという。今回は、大幅に薄型化したデザインを採用するようだ。狙いは、iPhone 17とiPhone 17 Proの中間に位置する「Air」モデルのようなものを作り出すこと。10年以上前の初代MacBook Airが、MacBookMacBook Proの中間に位置していたのと似ている。

ターゲットは誰か。Appleは、スタンダードなiPhoneよりも洗練されたデザインを求めるが、Proモデルほどの性能やカメラは必要としないユーザーに向けて、この薄型モデルをアピールするだろう。最終的にはProモデルを「Air」モデルと同等の筐体に詰め込みたいと考えているそうだが、実現は少なくとも2027年以降になると予想している。

また「折畳iPhone」の登場も予想されるが、社内では「折畳iPad」のほうが優先度が高いと見られる。折畳デバイスが登場するとすれば、「折畳iPad」が先に登場する可能性が高い。

もっと読む

12本の記事を表示する
特集
公開情報
更新日2024年09月06日
執筆者g.O.R.i
コメント(2件)

コメントは承認後に表示されます。良識のあるコメントを心がけ、攻撃的な表現や他人が傷つく発言は避けましょう。なお、コメント投稿時に「利用規約」に同意したとみなします。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

  1. g.O.R.i(コメントID:704505)
    コメント先:通りすがりの読者(コメントID:704501)
    そういやProを超えるハイエンドのultraってのはなくなったんですかね?

    なくなったっぽいですねw その代わり、ではないですけど、位置づけ的にはSlim(Air)がその位置になりそうな感じですね!

  2. 通りすがりの読者(コメントID:704501)

    そういやProを超えるハイエンドのultraってのはなくなったんですかね?

「iPhoneニュース・噂 ・最新情報」新着記事
トレンド検索