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Apple、iPhone 17eを2026年春発売か。廉価版「e」シリーズを年次更新モデルに

iPhone 16eと同じ有機ELパネル採用でコスト削減、2027年からは発売サイクル変更も

IPhone16e and MacBook Air SkyBlue 03

Appleが2026年春にiPhone 17eを発売する計画であることが明らかになった。韓国The Elecによると、同社は廉価版iPhoneの「e」シリーズを年次更新モデルとして継続する方針だという。

新型iPhone 17eは、コスト削減を図るため、現行のiPhone 16eと同じ有機ELパネルを採用する予定だ。このディスプレイは元々iPhone 14で初めて搭載されたもので、既存の生産ラインを活用することで製造コストを抑える狙いがある。

iPhone 17eの仕様と供給体制

iPhone 17eのディスプレイ供給については、iPhone 16eと同様の体制が継続される見通しだ。中国のBOEと韓国のSamsung Displayが主要サプライヤーとなり、LG Displayも参画する可能性が高いとされている。

6.1インチの有機ELディスプレイを搭載し、Face IDやUSB-Cポートなどの基本機能は維持される予定だ。今年2月に発売されたiPhone 16eは599ドルからの価格設定で、iPhone 16ファミリーの中で最も手頃な選択肢として位置づけられている。

Appleの新たな発売戦略

業界アナリストのMing-Chi Kuo氏は、Appleが2027年からiPhoneの発売サイクルを大幅に変更する計画だと予測している。iPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxは従来通り秋に発売される一方、スタンダードモデルのiPhone 18とiPhone 18eは2027年春の発売が予定されているという。

この戦略転換により、Appleは年間を通じてiPhone市場での存在感を維持し、競合他社との差別化を図る狙いがあるとみられる。特に中国市場では、他社が上半期にフラッグシップモデルを投入する傾向があるため、マーケティング上の空白期間を埋める効果が期待されている。

「e」シリーズの継続展開

iPhone 17eは「e」シリーズの2世代目となるが、これで終わりではない。Kuo氏によると、3世代目となるiPhone 18eも2027年春にスタンダードモデルのiPhone 18と同時発売される計画だという。

4月時点では、iPhone 17eが試作段階に入っており、5月発売の可能性も示唆されていた。しかし最新の情報では、2026年春の発売が有力視されており、Appleの新しい発売戦略に合わせた調整が行われているとみられる。

この「e」シリーズの年次更新により、Appleは従来のiPhone SEの不規則な更新サイクルから脱却し、より予測可能な製品展開を実現する方針だ。年間2億2000万台から2億3000万台のiPhone出荷台数維持を目指す中で、廉価版モデルの定期的な更新は重要な戦略となっている。

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執筆者g.O.R.i
コメント(1件)

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  1. 通りすがりの読者(コメントID:706026)

    前世代の無印シリーズは値下げして残してますけどもしかしてProみたいに廃盤になったりして…

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