悲報：iPhone 16eの「e」、意味はなかった

iPhone 16eは、iPhone 16ファミリーの「新メンバー」として登場した。iPhone SEの後継モデルと期待されていたが、蓋を開けてみるとiPhone SEよりも遙かにiPhone 16に寄ったモデルが登場した。

これまでの「SE」という名称を捨て、新たに「e」というサフィックスを採用したことに納得感はあるものの、結局「e」とは何なのか。

Daring FireballがAppleの担当者に確認した情報によると、この「e」は特定の意味を持たないものの、「everyone（すべての人）のために作られた」という意味が込められているという。

過去にAppleは「S」（iPhone 4S/5S/6S/XS）、「C」（iPhone 5C）、「R」（iPhone XR）といったサフィックスを使用してきた。「e」がこれらのように一時的なものなのか、それとも新しいシリーズの始まりを示すのかは今後の展開を見守る必要がある。

「16」世代の採用で見えてきた戦略

モデル名に「16」を採用したことは、より戦略的な意味を持つ可能性がある。これは年次モデルとしての展開を示唆している。ただし、過去のSEモデルの発売間隔（2016年3月、2020年4月、2022年3月）を考えると、必ずしも年次モデルになるとは限らない。

この命名方式により、将来的にデバイスの基本スペックや発売時期を把握しやすくなる。これまでのSEモデルでは、例えば第3世代SEがいつ発売され、どのチップを搭載しているか（iPhone 13と同じA15チップ）を確認する必要があった。

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