折畳iPhone、最上位は約46万円の可能性。iPhone 17 Pro Maxすら霞む価格帯
名称は「iPhone Ultra」か。閉じるとminiサイズ、開くとほぼiPad miniの画面面積に

Appleが今年9月に発表すると噂される折畳iPhoneの価格帯が明らかになった。Bloombergの著名ジャーナリストMark Gurman氏のレポートによると、折畳iPhoneは米国で2,000ドルを超える価格帯になるという。
この価格が最小構成の価格なのか、一部の上位モデルのみが超える水準なのかは明らかになっていない。いずれにしても、折畳iPhoneは史上最も高額なiPhoneになることは間違いないだろう。
日本では30万円超えが確実視
現在Appleで最も高額なiPhoneは、ストレージ最大2TBのiPhone 17 Pro Max。米国価格は1,999ドルで、日本のApple Storeでは329,800円(税込)で販売されている。Appleの日本向け価格設定は1ドルあたり約165円で計算されている。
仮に折畳iPhoneの最小構成が1,999ドルだとすると、日本では329,800円前後。iPhone 17 Pro Maxの価格差をもとに算出した2TBモデルの米国価格は最大2,799ドルとなり、日本円に換算すると約46万円に達する計算だ。Gurman氏は折畳iPhoneを「iPhone史上最大のデザイン刷新」と表現しており、価格もそれに見合った水準になりそうだ。
なお、中国SNS「Weibo」に投稿されたリーク情報では、256GBモデルが約294,800円、512GBが約329,800円、1TBが約359,800円という試算も出ている。2,000ドル超えという今回の報道と合わせて考えると、最小構成でも30万円前後は覚悟が必要だろう。
デザインとスペックの全貌
名称は「iPhone Ultra」か
折畳iPhoneの名称は「iPhone Ultra」になるとの噂がある。Appleは既に「Ultra」ブランドをApple Watch Ultra、CarPlay Ultra、Mac Studio向けのM1/M2/M3 Ultraチップなどで展開しており、統一的なブランド戦略の一環として自然な選択と言えそうだ。「iPhone Ultra」説の詳細はこちら。
本を開くようなデザイン
デバイスは本のように開くデザインを採用し、7.7インチの内側ディスプレイと5.3インチの外側ディスプレイを搭載。背面カメラは2つ、前面カメラは1つで、Face IDではなくTouch ID電源ボタンを採用するとされている。先日公開されたダミーユニットの画像では、閉じた状態がiPhone miniに近いサイズ感で、開くとほぼiPad miniの画面面積になることが確認されている。
iPhone 18 Pro & iPhone FOLD
(Concept) pic.twitter.com/9jdweqsbrd
— TechDroider (@techdroider) April 7, 2026
内側ディスプレイは当初「折り目がほぼ見えない」と噂されていたが、その後の報道では「折り目を完全に除去するのではなく、目立たなくする技術」が採用されていると伝えられている。開いた状態ではiPadに近い”別デバイス”として振る舞う異端なUI戦略が採用されるという。
ディスプレイはSamsung製の有機EL
折畳iPhoneのディスプレイには、Samsung製の折畳有機ELパネルが採用される。韓国メディアThe Elecによると、Appleは今後3年間、折畳有機ELパネルをSamsungから独占的に調達する契約を締結したという。
代替となるサプライヤーが現時点で存在しないことが、Samsungとの独占契約を受け入れた背景にあるようだ。Samsungは折畳市場のパイオニアであり、供給する有機ELパネルにはCoE(Color filter on Encapsulation)技術が採用される。CoEは偏光板を排除し、封止層の上にカラーフィルター層を形成する技術だ。偏光板は折り曲げ箇所でひび割れの原因になるため、折畳デバイスにはCoEが不可欠とされている。
パネルにはiPhone 17 Pro Maxと同じM14有機EL材料が使用される。新素材への切り替えではなく、信頼性とコスト面で実績のある材料を採用する判断だ。
発売時期と量産体制
Bloombergの報道によると、折畳iPhoneの開発は順調に進んでおり、例年通り9月のiPhone発表タイミングで発売される見通しだ。一方、日経の報道では、エンジニアリング上の遅延により2027年にずれ込む可能性も指摘されており、情報は「9月発売」と「2027年延期」で真っ二つに割れている。
ただし、The Elecが引用した業界関係者によると、最終的なデバイス組み立てが遅れる可能性に関係なく、Samsung Displayによる折畳有機ELパネルの生産は今年第2四半期に予定通り開始される。初回出荷は300万台が見込まれている。Foxconnでの試験生産も既に始まっているとの情報があり、量産に向けた準備は着実に進んでいるようだ。
なお、Gurman氏は以前から折畳iPhoneの出荷がiPhone 18 Proよりも遅れる可能性に言及しており、iPhone 18 Proとの「同時発売」にはならないとの見方が有力だ。2017年のiPhone Xのように、発表は9月のイベントで同時に行い、出荷時期をずらす戦略が取られると考えられる。Appleは折畳iPhoneに加え2027年の20周年記念モデルも計画しており、iPhoneは歴史的な転換期に差し掛かっている。
iPhone以外の有機ELディスプレイ搭載計画
Appleは現在、iPad ProとApple Watchに有機ELディスプレイを採用している。低価格iPadへの有機EL搭載は予定されていないが、iPad miniは2026年に有機EL化する可能性がある。
さらに注目すべきはMacBook Proだ。今年予定されているデザイン刷新に合わせて有機ELディスプレイが搭載され、タッチスクリーン機能も追加されると報じられている。MacBook Airは2028年に有機ELディスプレイへ移行する見込みだ。
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