「iPhone XS」「iPhone XS Plus」「iPhone Xc」というネーミングには安心感がある
次期iPhoneの名前は「iPhone XS」「iPhone XS Plus」「iPhone XC」になると噂されている。これまで報じられていた名称と最新の名称をまとめると、以下のようになる。
ディスプレイの種類 | ディスプレイサイズ | 最新の名称 | 過去の名称 |
---|---|---|---|
有機ELモデル | 5.8インチ | iPhone XS | iPhone XS |
6.5インチ | iPhone XS Plus | iPhone XS Max | |
液晶モデル | 6.1インチ | iPhone Xc | iPhone Xr |
「S」が大文字になるか小文字になるかは別として6.5インチモデルは「iPhone XS Max」ではなく「iPhone XS Plus」に、6.1インチモデルは「iPhone Xr」ではなく「iPhone XC」になるというのが最新情報。
何が正しいかは最終的にAppleが発表するまで分からないが、個人的には新しいネーミングの方が安心感があるように感じる。
大きいサイズは「Plus」、カラーがあるモデルは「C」という分かりやすさ
「iPhone XS」「iPhone XS Plus」「iPhone XC」というネーミングが安心する理由は、単純にこれまでのネーミング規則に従っているからだろう。
大文字・小文字問題はあるが、個人的にはこれまでの流れを引き継ぐ可能性の方が高いと考えると小文字になる可能性の方が高く、「iPhone XS」「iPhone XS Plus」「iPhone Xc」になるのではないかと予想される。
なお、iPhoneのモデルに「S」が追加されたのは2009年に発表された「iPhone 3GS」が最初だが、小文字が標準になったのは2013年に発表された「iPhone 5s」と「iPhone 5c」が発表されたタイミング。1年前に発表された「iPhone 4S」も「iPhone 4s」に変更されている。
「Plus」モデルが登場したのは、iPhoneが初めて4インチ以上のディスプレイを搭載した「iPhone 6 Plus」が登場した2014年。以来、昨年のiPhone 8 Plusまで続いている。
「iPhone Xc」も2013年の「iPhone 5c」以来となる複数カラーモデル展開という理由では納得感のある名前であり、分かりやすい。「c」の正確な意味は分かっていないが、恐らく「color」であると考えると「iPhone Xc」はピッタリだ。
比べると、「iPhone XS Max」は言いにくい上にダサく、「iPhone Xr」は言いにくいだけではなく、「r」が何を意味しているのかさっぱり分からない。「iPhone XS Plus」と「iPhone Xc」の方が断然良い。
唯一気になる点としては、Daring FireballのJohn Gruber氏が6.1インチモデルの名称は「驚くような名前」になると聞いていると紹介していたこと。「iPhone Xc」は驚くような名前とは言い難い。
「iPhone XS」「iPhone XS Plus」「iPhone Xc」であって欲しい。答え合わせは今週中に明らかに。