「iPhone 8/8 Plus」の出荷台数はiPhone 7以下
iPhone 8よりもiPhone 7の方が断然売れていると言われているが、出荷台数ベースで見ると、その差は想像以上だった。
Canalysの集計情報によると、2017年第3四半期(7〜9月)の全世界におけるiPhone 8およびiPhone 8 Plusの合計出荷台数は、iPhone 7単体の出荷台数を下回っていたことが明らかになった!
iPhone 8よりもiPhone 8 Plusの方が人気
出荷台数が最も多かったのはiPhone 7で1,300万台だったという。「iPhone 6s」は2位にランクイン。SamsungやOppoなどが残りの順位を埋め、iPhone 8およびiPhone 8 Plusはトップ5に入ることもなかった。
Appleは同四半期でiPhone 8を540万台、iPhone 8 Plusを630万台を出荷。5.5インチモデルが4.7インチモデルの出荷台数を四半期で上回るのは今回が初めて。
さらに、「iPhone 6s」や「iPhone SE」の出荷台数も増えたとCanalysは指摘。「iPhone 8/8 Plus」が代わり映えせず、「iPhone 7/7 Plus」「iPhone 6s/6s Plus」「iPhone SE」が値下げされたため、多くの人が2016年モデルに手を出したのではないかと考えられる。
言うまでもなく、「iPhone 8/8 Plus」の出荷台数が伸び悩んだ原因は「iPhone X」。すでにAppleは「iPhone 8/8 Plus」の生産台数を半分に削減したという噂もあるが、その代わり、「iPhone X」が爆発的に売れていれば問題ないだろう。
「iPhone X」は出荷状況も予約開始直後の「5-6週間」から「3-4週間」まで改善されていることから、多少待ちが発生するにしても、当初より在庫状況は改善されている。欲しい人は早めに予約しておくべし!
(via BGR)