在宅勤務を成功させる5つのコツ
5年以上”在宅勤務”をしてきた僕なりのノウハウ
新型コロナウイルスの影響拡大により出社できず、リモートワークをする会社員も増えてきた。通勤時間がなくなる一方で、「思ったように仕事ができない」「集中できない」「疲れる」などの声も挙がっている。
僕は5年以上、自宅から仕事をしている。思うようにリモートワークができない人のために、在宅勤務を成功させる5つのコツを紹介する!
自宅で快適かつ生産的に仕事をこなすために僕が心がけていること
目次
モーニングルーティーンは出社する時と同じように
在宅勤務をする上で最も大事なのは、働く日のルーティーンを作ること。朝は決まった時間に起き、パジャマから外出できる服装に着替える。基本的には通勤の時間以外は同じサイクルにすることでリズムが掴みやすい。
通勤の時間は、忙しくて食べられなかった朝ご飯の時間に充てたり、読書したり、家事をこなしても良いだろう。ゴミ出しを「出社」と位置づけ仕事を開始する人もいるようだ。
僕は長女をトイレに連れていき、着替えさせることが日課だ。自分の体重を計測し、前日に用意しておいた服装に着替え、白湯をタンブラーに入れてすぐに仕事を開始する。仕事が一段落ついてから朝食を取っている。
勤務時間を決め、家族と暮らしている場合は事前に共有する
仕事が好きな在宅勤務をすると、仕事に没頭してしまうことが多い。僕も例外ではない。「曜日感覚を失う」「気づいたら夜中だった」と話すフリーランスは多い。
仕事に没頭できることは素晴らしいが、会社という組織の一員として在宅勤務をするのであれば人間らしい生活をすることも重要。家族がいるならなおさらだ。
1人でも同居人がいても、自分の労働時間を決めることは大事だ。労働時間を決めることで、オンとオフをしっかり切り替えることができる。時間を決めればダラダラと仕事することなく、メリハリが生まれるだろう。
家族と暮らしている場合、勤務時間を決めることで家族も過ごしやすい。例えばオンライン会議があることを事前に伝えておけば、その時間帯は家族も静かにしてくれるかもしれない。
仕事に集中できる”自宅内オフィス”を用意する
自宅で仕事の生産性を上げるためには快適な作業空間、いわば”自宅内オフィス”と呼べる場所を作ることが非常に重要。自分の部屋があればベスト、なければ部屋の一角でも良い。あらゆる誘惑を断ち切り、仕事に集中できる空間を用意しなければならない。
さらに集中するために、周りからの音をシャットアウトするノイズキャンセリングヘッドホンやイヤホンの導入は効果的だ。特に「AirPods Pro」はノイズキャンセリングの切り替えが容易なのでおすすめだ。
僕が集中したい時はあらゆるアプリの通知を切り、画面上にも必要最低限のアプリのみ表示している。目の前にある仕事に没頭できるため、驚くほど集中できる。
売り上げランキング: 2
仕事する場所を適宜変更する
”自宅内オフィス”を作ることは重要だが、時間帯や業務内容によって仕事する場所を変えることで気分転換になる。同じランニングでも、ジムのランニングマシーンよりも外を走った方が時間の経過が短く感じるのと似ている。
例えば僕は自室で仕事をしているが、家族が寝静まった後はあえてリビングルームで仕事をすることもある。自室の方が大きいディスプレイがあり作業しやすいが、環境を変えることで集中力が戻る。
適度な休みを取る
人間の集中力は意外と持たない。いくら好きなことだとしても、長時間の作業を続けていると集中力が欠落し、ミスが増えてしまう。
1日を通じて高いパフォーマンスをキープするために、休憩は必要不可欠だ。休むタイミングは時間ごとでも業務ごとでも良いが、僕はタイマーを使うことが増えてきた。
業務ごとに時間をセットすることで時間に追われる状態を作り出し、高い集中力を発揮できる。早めに終われば休憩し、終わらなかったとしても子供の様子を見に行くなどリフレッシュすることを心掛けている。
在宅勤務は仕事スタイルを見直すきっかけになるかも?
在宅勤務は、適正がある人とない人に分かれる。「誰かに見られていなければ仕事に集中できない」という人もいれば、「誰にも見られていないから集中しやすい」という人もいる。
実際にどれほど自分が仕事をできているかを知る方法として、日報を書くことをおすすめする。
僕は紙のカレンダーにその日の業務や予定をカレンダーに書き込み、日報としている。正確な業務内容や勤務時間を可視化でき、無駄を省くことができる。
在宅勤務は自分を律する能力が求められるが、コツを掴めば自分の仕事への向き合い方を知るきっかけにもなる。在宅勤務で仕事の調子が上がらないという人は、今回紹介したコツを実践してみてはどうだろうか。