譲位後の陛下、呼び方は「平成天皇」ではなく「上皇」
明仁天皇が譲位した後は「平成天皇」とお呼びする、と思っている人はいないだろうか。
なんとなく元号が終わったら「○○天皇」と呼ぶようなイメージを持っている人もいるかもしれないが、譲位後の天皇陛下は「上皇」という尊号になり、「明仁上皇」となる。
崩御後に「平成天皇」になるとは限らない
「(元号)天皇」と呼ぶ可能性があるのは、あくまでも崩御(ほうぎょ=天皇・皇后・皇太后・太皇太后が死ぬことの尊敬語)された後。つまり、「昭和天皇」は正しい。
なお、仮に「平成天皇」と呼ぶことになったとしても崩御後であることには変わりないが、崩御後に平成天皇と呼ぶかどうかは決定事項ではない。
なお、「上皇」は尊号自体としては135年ぶり「退位した天皇」としての上皇としては202年ぶりだという。僕らは歴史的瞬間に立ち会うようだ。
135年ぶりの「上皇」ですよ。https://t.co/u977mHq89t
— 神代樹 in YW (@itsuki9046) April 30, 2019
なお、皇后美智子さまも譲位後は「上皇后」になる。
関連キーワード
どっちでもいいのでは?!