台湾の無段階調整スタンドを内蔵したMacBookケース「Fleeve」、日本上陸。独占先行販売をスタート
パイナップルの葉っぱを活用したヴィーガンレザーモデルもラインアップ
台湾発のレザーアクセサリーブランドn max nのラップトップ用スリーブケース「Fleeve」が、世界に先駆けて日本で先行発売する。国内代理店を務める合同会社アイディアリアルが7月24日、都内某所でメディア向けイベントを開催し、製品を披露した。9月12日まで、Makuakeにてクラウドファンディングプロジェクトとして取り扱う。
「Fleeve」とは?
「Fleeve」とは、「”Flexible”に角度調節ができるスタンド付ラップトップ用”Sleeve”ケース」として名付けられた製品だ。特徴は、「どこでも使用できるシンプルなデザイン」と「内蔵された無段階調整スタンド機能」。蓋部分はマグネットで固定される仕組みで、蓋の反対側がパキッと折れる構造を採用。好みに合わせて傾斜を調整できる。
蓋の先端は折り返すことで滑り止めとして機能する。蓋部分と同様にマグネットで貼り付く。
スタンド機能は驚くほど安定しており、ハードタイパーを自負している僕のキーボードを叩きつけるようなタイピングでも安定して使うことができた。開発に3年を要しており、中でもヒンジ部分の力を耐えることを実現するのが非常に難しかったという。数々の試作を経て製品化に成功したそうだ。
世の中にはすでに数々のノートPC用スタンド製品が存在するが、角度を無段階で調整できるケース型の製品は珍しい。傾斜を自由に調整できることで、文字を打つときは低めの傾斜、動画を見る時は高めの傾斜、と使い分けることができる。
製品ラインアップは13インチ/14インチモデル用と15インチ/16インチモデル用があり、それぞれに本革製とヴィーガンレザー製をラインアップ。14インチや16インチのMacBook Proは購入時はタイトだが、いずれのモデルでも使っているうちにジャストフィットするようになるという。
実際に14インチMacBook Proを入れた状態がこちら。完全には収まらないが、ケースとして使用する上で問題はない。
14インチMacBook Proを収納した様子
14インチMacBook Proを収納した様子
無駄を省く本革製品メーカーだからこそ採用した「ヴィーガンレザー」
Fleeveを開発したn max nは、本革製品を得意とする企業だ。台湾発の「モノ」と「ヒト」の調和を、伝統的な製法と現代の技術を融合することで、ブランド独自の世界観を創り出している。これまでiPhoneやAirPodsケース、Apple Watchバンドなど、数々の革製品を手がけてきた。
クロススティッチ(ヘリンボンスティッチ)が特徴のiPhoneケース
Apple WatchバンドやAirPodsケースを手がける
革製品メーカーがヴィーガンレザーを取り入れるのは、世の中のSDGsやエコに対する意識の高まりに合わせたわけではない。革製品を愛しているがゆえに、役目を終えた革製品は別の製品としてリユースしてほしいという思いがあるという。そのためiPhoneケースには、プラスチックが一切使用されていない。
本革製のFleeveも、中に入っている芯材に糊などを使用しておらず、再利用しやすいような構造になっている。今回ヴィーガンレザーは他社との取り組みの中で出会い、採用を決定。従来は処分されてきたパイナップルの葉っぱを台湾の農家から購入し、ヴィーガンレザーに仕立て上げているそうだ。
本革製品とは異なる性質を持つヴィーガンレザーだが、革のように「育てていく」という概念はない。革製品に馴染みがない人や、僕のようなずぼらな人でも、Fleeveとしてのデザインや機能性を存分に楽しめる。
Fleeveは25日より、Makuakeにてプロジェクトをスタート。超超早割価格として、通常価格の25%オフで購入できる。この機会にチェックしてもらいたい。
モデル | 超超早割価格(25%オフ) | 通常価格 |
---|---|---|
Fleeveヴィーガンレザー13インチ (14インチMacBook Pro対応) |
8,250円 | 11,000円 |
Fleeveヴィーガンレザー15インチ (16インチMacBook Pro対応) |
9,750円 | 13,000円 |
Fleeve本革13インチ | 12,750円 | 17,000円 |
Fleeve本革15インチ | 16,500円 | 22,000円 |