ゴリミー、Keychron Q3 Maxでバナナ軸デビュー。今後キースイッチはコレ一択かも
「コトコトコト」という鈍い音が最高に良い。たまに聞こえる赤軸のような高い周波数がなくなれば完璧
メカニカルキーボードの世界は広く、深く、時には派閥争いが繰り広げられるようなディープな世界だ。僕の場合、HHKB、REALFORCE、Vinpok、Logicoolなど人気のメカニカルキーボードを試してきたが、毎回Keychronのキーボードに戻ってきている自分がいる。
これまでKeychron K3、Keychron K2、Keychron Q1などを使っており、単体でレビューはしていないが5K2Kウルトラワイド×2+4Kのある作業環境ではKeychron Q1 Proと紹介した。
先日より、Keychronの国内代理店を務めるKOPEK JAPANよりKeychron Q3 Maxを試す機会をいただいた。
Keychron Q1 Proで十分に満足しており特に買い換える理由も思い当たらなかったが、実は先日クラウドファンディングが終了したKeychron Q1 MaxのJIS配列モデルに「バナナ軸」と言う新しいキースイッチがあることを知った。ゴリミーが使うキーボードがバナナ軸だなんて……運命を感じる。Keychron Q3 Maxもバナナ軸があり、今回試させてもらうことにした。
キースイッチ「バナナ軸」とは何?打ち心地は?
バナナ軸とは、KeychronとGateronが提携したことで実現した独自のJupiterスイッチ。Keychronによると、通常の茶軸スイッチよりも早いタクタイル・バンプと強いタクタイル・フィードバックを提供し、より強い戻りと安定した感触を提供するため、2段スプリングが採用されているという。
今まで試してきたキーボードの中で限りなく完璧に近い。これまでのキーボードはどれも「ペチペチ」という高い周波数の音が多かったが、Q3 Maxは「カタカタ」という鈍い音が中心。打音で最も好きだったHHKBの音に近い音が再現されているように感じる。
キー配列はファンクションキーが上部に並び、右側には「home」「end」などのファンクションキー、照明やスクリーンショットの操作に利用できるショートカットキー、矢印キーなどがある。矢印キーの配置が従来t異なるため使い始めた当初は使いづらく感じたが、使っているうちに慣れてきた。
スペースキーなど一部のキーは高い周波数が聞こえるのが少し残念ではあるが、とにかく打感が良い。文字キーとbackspaceキーは非常に心地良い。スペースキーの音、どうにかならないだろうか。
Keychron Q3 Maxのキーボードとしての使い勝手は?
Q1 Maxにはbackspaceキーの上にノブが搭載されている。専用ソフトウェアを使うことでカスタマイズできるが、僕は標準である音量操作に割り当てており、非常に重宝している。しかしQ1 Proと違い右隣にスクリーンショットキーがあるため、誤って押し間違える頻度が高い。これもノブの握り方を工夫することでいずれ解消できそうだ。
Q3 Macには2.4GHzワイヤレス接続に対応する。専用のUSB-Aドングルを接続できる点は非常に心強い。MacのBluetoothは昔から安定性に欠けると言われており、これまでのKeychronキーボードも有線接続にこだわってきた。2.4GHz接続があることで、ワイヤレスながら安定した接続でタイピングが楽しめるようになった。
Keychron Q3 Maxは買うべき?
Keychron Q3 Maxは高級キーボードの部類に入るため、気軽におすすめできる製品ではない。しかしこれまで数々のKeychronキーボードを渡り歩いてきた身として、バナナ軸はかつてないほど快適な打ち心地を実現していると断言する。
キー配列はやはりQ1 ProやQ1 Maxのほうが好みだが、Q3 Maxの使わないキーをキー配列変更アプリケーションでカスタマイズすることで活かせる可能性がある。今後良い活用方法が見つかったら紹介したい。
なおKeychron Q3 Maxは高さのあるワイヤレスキーボードのため、使う場合はWoodenパームレストなどある程度高さのあったパームレストを用意したほうが快適だ。
ちなみに僕はバナナはそんなに好きじゃない。
wwww
ちゃんと最後まで読んでくれて本当にいつもありがとうございますwww
🦍ゴリミーなのにーーー
🍌そんなに好きじゃないってーーー
なぜだーーーー(笑)
HHKB type-sも他のキーはコトコト響かない音なのにスペースだけ金属音ぽいのがキツくて静音じゃないんすよねえ。キーが長いと仕方ないのか?