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【レビュー】Keychron Q1:安定した打ち心地、絶妙な矢印キー配置

Keychron K2やK3にあった、邪魔すぎるスクリーンショットボタンが廃止されていて最高

Keychron Q1 Keyboard Review 02

”文字を打ちまくる人”は、キーボードにこだわったほうがいい。Macレイアウトに対応したメカニカルキーボードとして、「Happy Hacking Keyboard(HHKB)」や「東プレREALFORCE」などが人気だが、僕は過去数年間、Keychronキーボードを愛用してきた。

これまでKeychron K2Keychron K3を渡り歩いてきたが、現在使用している「Keychron Q1」は最高だ。一言で言うならば、「Keychron K2に安定感を増しキー配列を改善した製品」だ。

Keychron Q1は、スイッチ端子にハンダ付けをせずスイッチ交換ができる機構「Hot-Swap」、キーボードのキーを自由に変更できるQMK /VIAにの対応など、カスタマイズ製の高さが特徴。分解や改造のしやすさが、キーボードマニアの間で話題になっていた。

残念ながら僕は、分解や改造に一切興味がない。買った状態から一度も手を加えず使用しているが、タイピングがしやすく長時間の使用でも指先の疲れは感じない。また過去に使用してきた製品と比べてキーボード本体が重いため、激しくタイピングしても安定感がある

矢印キーの配置が誤操作を格段に減らしてくれた

Keychron Q1 Keyboard Review 05

Keychron Q1を購入する前は、Keychron K3を愛用していた、MacBook Pro(2021)の内蔵キーボードと行き来する上で、キーストロークが浅いロープロファイルのメカニカルキーボードは使い勝手が良かった。実はKeychron Q1を購入した当初は、Keychron K3のほうが打ちやすく感じたためしばらくの間使わずに保管していた。

使い始めたきっかけは、矢印キーの配置と言っても過言ではないだろう。Keychron K2と比べたキー配置を見てもらいたい。Keychron Q1は、矢印キーやファンクションキーが少し離れている。
Keychron Q1 Keyboard Review 10

特に矢印キーは、MacBook Proの内蔵キーボードと行き来する度にマッスルメモリーの微調整が必要になる感覚があり、不調だと何回打っても正しく押せないことがあった。限られた時間で高速にタイピングしたいとき、操作ミスのストレスは蓄積し負のループに入る。避ける方法があるなら、避けておきたい。
Keychron Q1 Keyboard Review 09

Keychron K2Keychron K3の両方に搭載されているスクリーンショットキーも、1日のうちに何回も押し間違えていた。誤って押してしまうとスクリーンショット撮影モードになるため、すべてのキー入力を受け付けなくなり面倒だ。

唯一困っているのが、右上にあるスクリーンショットキーの押し間違え。このキーはKeychron K3独自のもので、Karabiner-Elementsを使っても無効化する方法が見当たらない。僕にとってKeychron K3唯一の欠点だ。

【レビュー】Keychron K3:Magic Keyboard出身のMacユーザーに最適なメカニカルキーボード」より

Keychron Q1にはそもそもキーが存在しない。控えめにいって最高だ。

Apple純正品にはない、深いキーストロークの心地良さ

Keychron Q1は、Keychron K2に似たキーストロークで、Keychron K3よりは格段に深い。ロープロファイルのほうが好みだが、元Keychron K2ユーザーとしてはすぐに馴染めた。
Keychron Q1 Keyboard Review 03

激しくタイピングすると金属音が響く。気になるポイントとして挙げている使用者もいるようだが、僕は全く気にならない。
Keychron Q1 Keyboard Review 04

キーボードそのものは高さがあるため、キーボード購入時に専用パームレストを同時に買った。僕のタイピングスタイルでは、パームレストがなければ使用できない。
Keychron Q1 Keyboard Review 06

Keychron Q1レビュー:文字を打ちまくる人のためのキーボード

Keychron Q1 Keyboard Review 08

Keychron Q1を使い始めてから、MacBook Proの内蔵キーボードが物足りなくなってきた。深いキーストロークと安定感のあるキーボードは、タイピングがしやすい。Macに対応したレイアウトになっているため、ファンクションキーも記載どおりの機能が動作する。

不満をひねり出し、理想を語るとすれば、Keychron Q1のロープロファイルモデルがほしい。Keychron Q1以上のタイピング体験が期待できるだろう。

現在はKeychron Q1に、機能をカスタマイズできる回転式ノブ付きモデル「Knob Version」が販売されている。以下にKeychron製品を10%オフで購入できるクーポンコードを載せておくが、残念ながらKeychron Q1は非対応。パームレストには適用できるはずなので、あわせて購入する際に活用してもらいたい。

Keychron Q1
9.2/10

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更新日2022年07月01日
執筆者g.O.R.i
コメント(3件)

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  1. 通りすがりの読者(コメントID:623276)

    Q1のレビュー参考になりました。ありがとうございます♡

  2. g.O.R.i(コメントID:623252)
    コメント先:通りすがりの読者(コメントID:623244)
    自分もK2からQ1 with knobを使用してます。反響音は気になりますか? 自分好みにスイッチとかキーキャップとかルブとか始めたのですが、気付いたら沼にハマってましたー

    反響音、全く気にならないです⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾

  3. 通りすがりの読者(コメントID:623244)

    自分もK2からQ1 with knobを使用してます。反響音は気になりますか?
    自分好みにスイッチとかキーキャップとかルブとか始めたのですが、気付いたら沼にハマってましたー

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