リコール対象のMacBook Pro、実際にバッテリーが過熱し出火した写真が公開
「15インチMacBook Pro バッテリー自主回収プログラム」の対象となっているMacを交換せずに使い続けていると起こりうる悲劇
Appleは先月21日、一部の旧世代の15インチ型MacBook Proのバッテリーが過熱し、防火安全上の問題が発生する可能性があるとして、「15インチMacBook Pro バッテリー自主回収プログラム」を発表した。
日本でも2万台以上が対象であることが確認されているが、PetaPixelに実際にバッテリーが過熱し発火した15インチ型「MacBook Pro (2015)」写真が複数公開されている。
電源にも繋がず、コーヒーテーブルの上に置いてあった状態から突然出火
問題が起きたMacBook Proの所有者は、デザイナーのSteven Gagneさん。Appleがリコールを発表するわずか3日前にバッテリーが爆発して炎上したとFacebookで報告している。
当時、MacBook Proはコーヒーテーブルの上に置いてあり、Gagneさんは寝ていたが爆発音で飛び起きたという。Macのディスプレイは閉じたまま、電源にも繋がっていない状態で、スリープモードだったとのこと。
特筆するべき点としては、Gagneさんは熱がこもるような場所で使っていたわけでもなく、作業中だったわけでもなく、本体を放置していた状態で突然発火しているということ。つまり、予期することはできない。
万が一対象期間に含まれるMacBook Proを持っている場合、少なくともリコールの対象であるかどうかを確認し、対象である場合は支給対応してもらうことをおすすめする。
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