MacBook Pro(2023)とMac mini(2023)、ベースモデルは”ハズレ”。SSD速度が30〜50%低下
256GBのMac mini(2023)、512GBのMacBook Pro(2023)は避けたほうがいいかも?
MacBook Pro(2023)とMac mini(2023)のベースモデルに搭載されているSSDは、昨年に比べて最大50%遅くなっている。
YouTubeチャンネル「Brandon Geekabit」が25日に公開した最新動画によると、256GBのストレージを搭載したMac mini(2023)のSSD読み込み速度・書き込み速度はいずれも1,500MB/sだったと報告。M1チップを搭載した同じ構成のモデルと比較して30〜50%の速度低下が確認されている。
9to5Macは512GBのストレージを搭載したMacBook Pro(2023)でも同様の現象を報告。M1 Proモデルと比べて書き込み速度は20%減、書き込み速度は40%減だったという。基盤には空きスロットがあり、従来は合計4つだったNANDフラッシュメモリチップが2つに減らされている。
M2 MacBook AirやM2 MacBook Proの256GBモデルでは、メモリチップが1つになった影響で同じ仕様のM1モデルと比較して読み込み速度・書き込み速度が半分程度になった。Mac mini(2023)の256GBモデルとMacBook Pro(2023)の512GBモデルでも同じ仕様だ。空きスロットがあり、メモリチップ数を減らした影響で速度低下を招いている。
M2 MacBook Airと同等のSSD性能……はアリなのか?
性能が低下していることは残念だが、低下後のSSDでも高速だ。しかし”Pro”の名が付くマシーンのSSD性能がM2 MacBook Airと同等であることは、少々受け入れづらい。
9to5Macの計測では、M2 Pro MacBook Proの書き込み速度は3,154.5MB/s、読み込み速度は2,973.4MB/s。手元にある2TBのSSDを搭載したM2 MacBook Airは、書き込み速度が3,072.9MB/s、読み込み速度が2,677.2MB/s。ほぼ互角だ。
MacBook Pro(2023)の512GBのストレージを避けるためには、28,000円を支払い1TBを選択する必要あり。合計316,800円だ。Mac mini(2023)を256GBから512GBへのアップグレードも28,000円。10万円以下には収まらず、112,800円となる。
遅いSSDの影響を受けるのは、大容量ファイルを取り扱う作業中とスワップメモリを必要とするマルチタスク作業中。MacBook Pro(2023)はベースモデルでも16GBのメモリを搭載しておりスワップメモリの影響は受けづらいが、Mac mini(2023)のベースモデルは8GB。Chromeで複数タブを開きながらLightroomやPhotoshopなどで作業をするのであれば、パフォーマンスに影響する恐れがある。
MacBook Pro(2023)またはMac mini(2023)の購入を検討している人は、参考にしてもらいたい。
通販めんどくて店頭で買う事が多いからベースモデルを蔑ろにするのホントやめて欲しい
多少高くてもいいから十分な性能にするか高性能モデルを1つくらい店頭に置かせるようにしといてくれ・・・
自宅のMacBook Pro 16インチ、M1Proの512GBモデル、今測ったら、Black MagicのDisk Speed TestでWriteが6400越え、Readも5200越えでした。しかし、これを買う前にメインで使っていた2016年のMacBook Pro 15インチがWriteが1800、Readが1600ぐらいだったにも関わらず、結局外付けのドライブとの間のコピーや移動なんかが大半で乗り換え後もイマイチ体感出来てない気が。まぁ、そんなもんなんじゃないでしょうか。
M1 Mac mini 256GBを所有しています。新Mac miniに買い替えを検討中です。 256GBはSSD速度が遅いとのことなので選択肢から外しました。
M2 MacBook Pro 14インチも512GBモデルはM1の半分の速度みたいですね
まぁメモリスワップに関係するのはランダルライトだし、実用的にはほぼ違いを感じられないかな
もしかしてM2 ProのMac miniベースモデルもこの可能性ありなんですかねえ
またこのパターンか!
raidの問題でSSDの性能の違いとは少し違うような気もするけど
この構成なら故障率は下がってるし
ただ普通に使う分には速度速いほうが嬉しい