M2 Pro/Max MacBook Pro、2022年に発表予定だった疑惑
なぜAppleが昨年10月の発表を見送り、異例となる1月の発表に計画を切り替えたかは不明
Appleが1月17日に発表したM2 Pro/M2 Maxチップを搭載した新型MacBook ProやM2/M2 Proチップを搭載した新型Mac miniは当初、2022年の10月または11月頃に発表されるはずだった可能性が高い。
YouTubeやApple公式サイト上に公開されている、新製品の紹介動画のファイル名に「2022」が含まれており、2022年の公開が予定されていたことを示唆している。動画は約18分。一部では別のイベントに使用予定だったプレゼンテーション用映像を切り抜き、公開したとの分析もある。
またMacBook Pro用のARファイルは2022年にコンパイルされたと判明。Appleに精通したBloombergのMark Gurman記者は、「MacBook Proは10月/11月のイベントで発表を予定していた。異例の1月発表に至った理由でもある」と説明している。
Generally these AR files are compiled a week or two before the event… They include the 3D Models, and necessary textures, including wallpapers.
Here is the M2 Pro Mac mini file – compiled in October 18, 2022 pic.twitter.com/UolpIebZRQ
— Ian Zelbo (@ianzelbo) 2023年1月18日
The MacBook Pro was planned for October/November. Explains the unusual January rollout. https://t.co/x55l9dmZOc
— Mark Gurman (@markgurman) 2023年1月17日
Appleは昨年10月にMacとiPadが中心のスペシャルイベントをオンライン開催すると噂されていたが、実現しなかった。代わりにiPad Pro(2022)、iPad(第10世代)、新型Apple TV 4Kが、プレスリリースを通じて発表。MacBook ProとMac miniの発表が見送られた理由は明らかになっていない。