iPad Pro(2022)、正式発表。M2チップ以外…何が変わった?特徴や新機能まとめ
現行モデルとの前モデル(2021年モデル)からの進化したポイントなどもチェック
Appleは10月19日、プレスリリースを通じて11インチと12.9インチのiPad Pro(2022)を正式に発表した。価格は、11インチモデルが124,800円から、12.9インチモデルが172,800円から。10月19日(水)より予約受付を開始し、10月26日(水)から販売を開始する。
M2チップを採用し、最大15%速いパフォーマンスを発揮する8コアCPUと、最大35%速いグラフィックス性能をもたらす10コアGPUを搭載。機械学習のタスクをスピードアップさせるNeural Engineが40%高速化し、メモリ帯域幅は50%広くなった。
Apple Pencil(第2世代)を利用した「Apple Pencilによるポイント体験」、ProResビデオ撮影に対応。仕様上はWi-Fi 6Eをサポートするが、日本と中国本土では利用できない。5G通信もミリ波に対応するが、米国およびプエルトリコのみで利用できると案内されている。
1分で解説。iPad Pro(2022)の概要まとめ
- M2チップ
- 4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPU
- 10コアGPU
- 16コアNeural Engine
- 100GB/sのメモリ帯域幅
- ディスプレイ
- 11インチ:Liquid Retinaディスプレイ、LEDバックライト、2388 x 1668
- 12.9インチ:Liquid Retina XDRディスプレイ、ミニLEDバックライト、2732 x 2048
- カメラ
- 外向きカメラ:1,200万画素のメインカメラ(f/1.8)+1,000万画素の超広角カメラ(f/2.4)+LiDARセンサ
- 内向きカメラ:1,200万画素の超広角カメラ(f/2.4)
- 最大4K、30fpsのProResビデオ撮影
- Thunderbolt / USB 4ポート
- 最大2TBのストレージ
- 5G対応
- Wi-Fi 6E対応(日本非対応)
- Apple Pencil(第2世代)対応
- Apple Pencilによるポイントに対応
最新モデルVS前世代モデル:2021年モデルから変わったポイント
M2チップ
M2チップは、M1より最大15%高速な8コアCPUと、最大35%高速なグラフィックスパフォーマンスを提供する10コアGPUを搭載。CPUおよびGPUとの組み合わせにより、16コアのNeural Engineは、M1に比べて40%多い演算が可能。
またまた、M2チップはM1より50%増えた100GB/sのユニファイドメモリ帯域幅を備え、最大16GBの高速ユニファイドメモリに対応。マルチタスキングや大容量のアセットでの作業がさらに滑らかになるだろう。
Apple Pencilによるポイント
iPad Pro(2022)とiPadOS 16を組み合わせた新機能として、「Apple Pencil(第2世代)でのポイント」が実装された。Apple Pencilがディスプレイの最大12mm上まで検知され、ユーザーがマークをつける前にマークのプレビューを見ることができる機能だ。
ユーザーはさらに高い精度でスケッチしたり、イラストを描いたりすることができる。スクリブルでApple Pencilを画面に近づけると、テキストフィールドが自動的に大きくなり、手書き文字がより速くテキストに変換される。
ProResビデオ撮影に対応、メディアエンジン搭載
最大4K/30fpsのProResビデオ撮影が可能になり、ProResエンコード/デコードエンジンが内蔵された。なお128GBモデルは4K/30fpsが利用できず、1080p/30fpsに限定される。
噂ありましたが、実現しませんでしたねぇ…
magsafe対応版出すとか言ってたような気がするがどうなっちゃったんだ?
何でWi-Fi 6Eが日本非対応なんだろう。ようやく日本でも解禁さえたと思ったのに。認証か何かの問題?後日利用できるになるとかはないのかな?
ぶっちゃけマイナーチェンジ。
それよりDaVinci Resolve for iPadって文字にびっくりした件。