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ドコモとKDDI、解約ページの検索回避対策を実施していたと判明

ググっても解約ページが検索結果に表示されないように対策していたことが総務省の調べで明らかに

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ドコモとKDDIが、解約ページが検索エンジンに表示されることを回避する対策を講じていたことが発覚した。HTMLタグに「noindex」と呼ばれるタグを埋め込むことで、Googleなどの検索エンジンから巡回を意図的に拒否し、検索結果に表示されないようにしていた。

両社とも該当タグを削除、ソフトバンクは問題なし

問題は、スイッチング円滑化タスクフォースにて、2021年1月13日に実施された事業者間協議で事実が判明。ドコモは「携帯電話の解約お手続き方法」および「携帯電話・PHS番号ポータビリティ(MNP)を利用した解約お手続き方法」にタグが埋め込まれていたため、今年1月20日に削除した。

KDDIは「スマートフォン・携帯電話の解約・他社へのMNP転出をご検討中のお客さまへ」に埋め込まれていたが、ITジャーナリストの神田敏晶氏の指摘を受け、先んじて2020年12月25日に削除したと報告されている。

ソフトバンクは、検索回避を目的としたタグの設置は確認されていない。

Docomo kddi noindex

ドコモとKDDIがいつ頃からタグを埋め込んでいたかは不明だが、ガラケー向けの有料課金コンテンツが全盛期だった時代の悪習を引き継いでしまったように見える。コンテンツプロバイダーは当時、引き止める目的のページを複数枚挟んだ上で、解約画面が表示されるページ構成にすることが常習化していた。

まさか大手携帯事業者が2021年に、ガラケー時代に似た”引き止め対策”をコソコソと行っているとは、想像もしなかった。わからないことをインターネット上で検索するのは当たり前のこと。その行動を意図的に阻害するとは、あるまじき行為だ。

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更新日2021年03月16日
執筆者g.O.R.i
コメント(5件)

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  1. 通りすがりの読者(コメントID:597577)
    コメント先:通りすがりの読者(コメントID:597411)
    前からやってるって記事にあるだろアホか?

    この記事にも、この記事が引用している先でも、S社は検索回避はしていなかったと記載されている模様。
    まさかではあるが、人様をアホ呼ばわりしておいて、本件の主旨である検索回避と、解約難度全体の話を混同しているのではないでしょうね?

  2. 通りすがりの読者(コメントID:597491)
    コメント先:通りすがりの読者(コメントID:597411)
    前からやってるって記事にあるだろアホか?

    どこに書いてあるんだよ引用してみろや

  3. 通りすがりの読者(コメントID:597441)
    コメント先:通りすがりの読者(コメントID:597411)
    前からやってるって記事にあるだろアホか?

    言葉の暴力、姿が見えない身元がバレないと、強気に出れるお方。
    哀れとしか言いようがない。ゴリさんのHPを荒らさないで欲しいものだ。

  4. 通りすがりの読者(コメントID:597411)
    コメント先:通りすがりの読者(コメントID:597401)
    S社こそがやってそうな策なのに意外w

    前からやってるって記事にあるだろアホか?

  5. 通りすがりの読者(コメントID:597401)

    S社こそがやってそうな策なのに意外w

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