【レビュー】Satechi USB-C Apple Watch 充電ドック:USB-Cポートに直挿しできる充電器
直挿しだからこそ様々な接続方法がある一方で、これと言ったメリットは特にない
USB-Cポートに直挿しできるApple Watch用の充電ドックがSatechiから発売された。「Satechi USB-C Apple Watch 充電ドック」は、iPad ProやMacBookのUSB-Cポートに接続するだけで使用できるため、旅先などでApple Watch専用の充電器やバッテリーなどを持ち運ぶ必要がなくなる。
iPad Proはケース無しだと机に当たる
早速iPad Proで試してみた。Smart Keyboard Folioで立てた状態での接続は問題ない。
机の上に置いた状態でも、Smart Keyboard Folioが取り付けられた状態であれば使用可能だ。
残念ながら、Smart Keyboard Folioが取り付けられた状態ではない場合、iPad Proに厚みが足りず、机と干渉してしまう。この状態で使用する場合は、別売りの延長ケーブルを使用する必要がある。
MacBook AirやMacBook ProのUSB-Cポートは問題なし
MacBook AirおよびMacBook Pro(16インチ/13インチ)でも動作を確認した。いずれも本体の厚みが十分にあり、机と干渉せずに接続できた。
MacBookのポートでApple Watchを充電できるのは便利だが、空いているポートを塞いでしまうことが欠点。MacBook Airのように片方に2ポートしかない製品を使用する場合、延長ケーブルの使用をおすすめする。
16インチ型MacBook Proの右側のポート
MacBook Airのポート
モバイルバッテリー、USB-Cハブ、USB-C充電器などでも利用可能
USB-Cポートがあれば、どこでも充電できる点は便利だ。「Anker PowerCore 10000 PD Redux」のようなUSB-Cポートを搭載したモバイルバッテリーに接続すればApple Watch用モバイルバッテリーが完成する。
「ALMIGHTY DOCK CM1」のようなUSB-Cハブが手元にあれば、充電用のUSB-Cポートを「Satechi USB-C Apple Watch 充電ドック」で使用し、余ったもう1つのポートでMacBookを充電できる。
「RP-PC112」に「Satechi USB-C Apple Watch 充電ドック」を接続することで、Apple Watch充電スタンドが完成する。
直挿しならではの様々な接続方法が利用できる「Satechi USB-C Apple Watch 充電ドック」だが、価格がネックだ。本体は4,500円、延長ケーブルは679円。合計で5,000円以上する。
一方で長さ0.3メートルのケーブルが繋がっている「Apple Watch磁気充電 – USB-Cケーブル」は税別3,500円。煩わしいケーブルから解放される以外のメリットがないため、旅行用にApple Watch用充電器を必要としているのであれば、「Satechi USB-C Apple Watch 充電ドック」ではなく、Apple純正品の購入をおすすめする。
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