【レビュー】買うならどっち?「Satechi Type C Pro Hub」 と「HyperDrive Thunderbolt 3 USB-C Hub」
「MacBook Pro(2016)」および「MacBook Pro(2017)」にはUSB-Cハブがあると便利だ。
HDMIポートを含む2015年モデル以前の15インチモデルに搭載されていたポートを全て復活してくれるの製品は「Satechi Type C Pro Hub」と「HyperDrive Thunderbolt 3 USB-C Hub」。
どちらのUSB-Cハブを購入するべきなのか。両製品を比較してみたので、購入を検討している人は参考にどうぞ!
機能・性能は同じ!ポイントは見た目と価格
結論から言うと、「Satechi Type C Pro Hub」と「HyperDrive Thunderbolt 3 USB-C Hub」に機能差はない。どちらも全く同じ種類のポートとポート数を搭載しているため、差別化ポイントは見た目と価格ぐらいしかない。
というわけで、早速見た目をチェックしよう。まずはポートの配置から。左右いずれかの「Thunderbolt 3」ポート2つを潰して「Thunderbolt 3」ポートを1つ残した状態でUSB-Aポートを2つ、USB-Cポートを1つ、SD/Micro SDLカードリーダーを1つずつ、HDMIポートを1つというポート構成は全く同じ。強いて言えば並びが異なっている。
個人的には「HyperDrive Thunderbolt 3 USB-C Hub」の方が配置にまとまりがあり、好みだ。
HDMIポートは不要ということであれば「TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK TB1」がオススメだが、プレゼンする機会がある人はHDMIポートがあった方がいざという時に便利。
各ポートの仕様は下記の通り:
- Thunderbolt 3ポート x 1:5K出力、2 x 4K@60Hz出力に対応、40Gbpsデータ速度
- USB-Cポート x 1:5Gbpsデータ速度
- HDMIポート x 1:1080p@60Hz 4k@30Hz
- USB 3.0ポート x 2:5Gb/sデータ速度
- SD/Micro SDカードリーダー × 1:104MB/s
続いてハブ本体の外観を比較しよう。「HyperDrive Thunderbolt 3 USB-C Hub」はより四角い形状となっていて、「Satechi Type C Pro Hub」は少し丸みを帯びた形状となっている。
「HyperDrive」は側面に接続時に点灯するLEDが搭載されているが、「Satechi Pro Hub」はシンプル似黒塗りされている。真横から見ると形状の違いがよく分かる。
接続すると内側に来る部分にブランド名が描かれている「HyperDrive」に対し、「Satechi Pro Hub」は非常にクリーン。
左側のポートに接続した場合、どちらもクリーンなデザインになっている。
右側のポートに接続した場合、「HyperDrive」は引き続きクリーンのままだが「Satechi Pro Hub」はこちら側にロゴやマークが描かれている。
端子の位置も両製品で微妙に異なるちょうど真ん中にポートが用意されている「Satechi Pro Hub」に対し、「HyperDrive」は片方に若干寄っている。よって、左側に付けた時よりも右側に付けた時の方がハブ本体が少し浮いてしまう。
MacBook Proに取り付けて見た目を比較
ハブ本体の見た目も重要だが、実際にMacBook Proに取り付けた時にどのように見えるかはさらに重要。そこで、実際に僕のMacBook Pro(2016)にそれぞれのハブを取り付けた状態で写真を撮ったので、参考にどうぞ!
個人的に見た目はSatechiの方が好み!価格はほぼ同等
最後に比較するべきポイントは価格だ。記事執筆時点における「Satechi Type C Pro Hub」の価格は11,761円。一方、「HyperDrive Thunderbolt 3 USB-C Hub」はアクト・ツーの公式ストアにて9,800円。
機能は同じ、価格もほぼ同じ、見た目は四角いか丸みを帯びているか。これらのことからいずれかのUSB-Cハブを購入するのであれば、好みのデザインを選べば基本的には間違いなさそうだ。僕は「Satechi Pro Hub」の丸みを帯びたデザインが好みだなあ。
もちろん、価格に関しては今後変動する可能性はいくらでもあるので、最新価格は事前にチェックしておくべし!
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