【レビュー】Satechi Type-C アルミニウム iMac スタンドーーUSB-Cハブ付きデスクボードとしても使える
僕はディスプレイをアームを使って固定しているため、ディスプレイの下に「Satechi アルミニウム モニタースタンド」を置き、USB急速充電器やワイヤレス充電器、たまに使用するアダプタなどを置いて使っている。なかなか便利だ。
このスタンドがUSBハブも兼ねていたら便利に違いない。そこで、「Satechi Type-C アルミニウム iMac スタンド」のサンプルを提供していただき、USB-Cハブのあるデスクボードとして使えないか検証してみた。
各ポートにアクセスしやすくて便利だが、面積がネック
「Satechi Type-C アルミニウム iMac スタンド」は最大5GbpsのUSB-Cデータ転送が1ポート、USB 3.0ポートが3ポート、micro/SDカードスロット、ヘッドホン端子の合計7ポートを内蔵されている1本のUSB-Cケーブルから出力できる、という仕組み。
「Satechi アルミニウム モニタースタンド」と並べるとわずかに「Satechi Type-C アルミニウム iMac スタンド」の方が高さがある模様。また、色味も若干違う。そしてホコリかぶりすぎ……。
本体の裏側にUSB-Cケーブルが這わせてあり、クリップから外して必要な分だけ伸ばし、iMacないしMacBookなどに接続する。
実際に設置してみてすぐにわかった。「Satechi アルミニウム モニタースタンド」に慣れていた僕としては小さすぎる。上に置くものは制限すればいいだけの話だが、机の上にある一部配線を隠したりするのに幅が足りない。
さらに、僕はSDカードではなくCFカードを使い、USB-CポートもUSB-Aポートもあまり使わない。音は基本的に「AirPods」またはその他ノイズキャンセリングヘッドホンを使うので必要ない。
結論として、僕の日頃の使い方ではUSB-Cハブ機能は活かせなかった。USB-Cポートの出力が高ければiPhoneの高速充電用に活用できたかもしれないが、そのような仕様にはなっていない。
ただ、USB-Cハブを必要とするiMacユーザーにとってはよくできた製品であるように感じた。ポートが拡張されるだけではなく、各ポートが指先にあるためアクセスがしやすい。SDカードもUSB-Cハブにありがちな逆さまに入れるのではなく表側を上にして入れることができ、押し込んで固定する。もう一度押し込むと取り出せる。
ちなみに「LG 5K UltraFine Display」の上に置いてみたところ、左右は問題なかったが前後の幅が収まらなかった。問題なく使うことはできるものの、見た目はあまり良くない。
よって、「Satechi Type-C アルミニウム iMac スタンド」は製品名の通り、iMac用のUSB-Cハブとして活用するのがベストかもしれない。
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