ProGrade Digital、磁石で固定できるThunderbolt 4ハブ登場。カードリーダー2台を同時接続可能
クリエイターの作業効率を高める特許取得のマグネット機構搭載、2025年には対応SSDも発売予定
ProGrade Digitalが、マグネットトップデザインを採用した新製品「PG20 Pro Thunderbolt 4 Hub」をAmazon.co.jpで販売開始した。最大の特徴は、同社製カードリーダーを最大2台取り付けられる独自設計で、クリエイターの作業スペースを効率化する。価格は税込28,100円。
高速転送と柔軟な拡張性を実現
PG20 Pro Hubは、40Gbpsの高速データ転送に対応したThunderbolt 4テクノロジーを採用。Thunderbolt 4/USB4 85W充電アップストリームポート1つ、Thunderbolt 4/USB4 15Wダウンストリームポート3つ、USB 3.2 Gen 2 Type-Aポート1つを搭載している。
高品質の認定Thunderbolt 4ケーブル(70cm)も同梱されており、すぐに使用できる状態で提供される。別売りの15cm USB4ケーブル(税込5,000円)を使えば、カードリーダーをマグネットトップに接続可能だ。
特許取得済みのマグネット機構でワークスペースをスマートに
このハブの最大の魅力は、米国特許を取得したマグネットベース機構。あらゆる金属面に固定できるほか、付属のメタルプレートを使えば非金属面にも設置できる。これにより、デスク周りのケーブル類を整理し、作業効率を高められる。
プロフェッショナルカメラマンやビデオグラファーにとって、複数のメモリーカードを同時に扱う作業が格段に効率化される設計となっている。
2025年には対応SSDも登場予定
ProGrade Digitalは2025年第2四半期に、このハブと連携する外付けSSD「PG10.5 Pro Mini SSD」の発売も予定している。カードリーダーと同じ形状で設計されるこのSSDも、PG20 Pro Hubのマグネットトップに取り付け可能だ。
ProGrade Digital創業者兼CEOのウェス・ブリュワー氏は「Thunderbolt 4ベースのハブ市場には多くの製品があるが、当社のカードリーダーを使用するプロフェッショナルの方々がクリーンな作業スペースを維持できるよう設計した」と述べている。
同氏は「特許取得済みのマグネットベースを最大限に活用し、カードリーダーやSSDを自由に組み合わせてひとまとめに固定できる点が、ワークフロー生産性の大幅な向上につながる」と製品の優位性を強調した。