Hyper、GaN内蔵Thunderbolt 4ハブを発表

高出力USB充電器や高性能USBハブで有名なHyperが、GaN内蔵のThunderbolt 4ハブ「HyperDrive Thunderbolt 4 Power Hub」を発表した。クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援を募っている。プロジェクトはすでに達成しており、支援者には12月以降に順次発送される予定だ。

接続元に最大96Wの給電が可能、デイジーチェーンも対応

HyperDrive Thunderbolt 4 Power Hubは、接続元のデバイスにつなげる40Gbps/最大96W出力が可能なThunderbolt 4ポートが1つ、周辺機器を接続できる40Gbps/最大15W出力が可能なThunderbolt 4ポートが3つ、合計4ポートを搭載。2台をデイジーチェーンすることで、より多くの周辺機器に接続できる。

一般的なThunderboltハブは、ハブ本体と同等のサイズを持つ電源アダプタが同梱されている。しかしHyperDrive Thunderbolt 4 Power Hubは、GaNチップを内蔵することで”メガネ”ケーブルがあれば十分な電力を確保できる。電源アダプタに余計なスペースを取られずに済む。

外部ディスプレイ出力は、8Kを1枚まで、または4K@60Hzを2枚までをサポート。M1またはM2チップを搭載するMacは、チップ側の制限で最大6Kのディスプレイを1枚までとなっている。