MacBook Pro用の外部GPUユニットがKickstarterに登場
15インチ型MacBook Proは現在Appleが提供しているノート型Macの中で最もスペックが高いが、それでもスペック不足を感じることはしばしばある。高解像度ディスプレイを複数枚出力しようとした時、映像編集をしている時、写真を現像している時など。「AMD Radeon R9 M370X」でもまだまだパワー不足になるシーンは多い。
特にゲーマーにとってMacはパワー不足という理由で選択肢から自動的に外されると聞いている。もっとどうにかすることはできないのか。
現在、KickstarterにMacBook Pro用の外部GPUユニット「The Wolfe」が登場している。資金調達開始後30時間、残り30日もあるのにも関わらず既に目標を3倍以上突破しているこのプロジェクトはMacBook Proに繋げるだけでよりパワフルなグラフィックプロセッサを利用することができる。
VRもゲームも重い作業もよりスムーズに、快適に
「The Wolfe」はMacBook Proに「Thunderbolt 2」または「Thunderbolt 3」経由で接続し、新型MacBook Proになっても使い続けることができる。
用意されているのは2つのモデル。下位モデルは「NVIDIA GTX 950」が内蔵され、15インチ型MacBook Proの上位モデルより4倍も早いレンダリングスピードを実現。上位モデルは「NVIDIA GTX 970」を内蔵し、10倍もの性能を引き出すことができる。なんてパワフル!
下位モデルが449ドル、上位モデルが599ドル。安くはないが、仕事道具のパフォーマンスが飛躍的に向上するのであればちょっと欲しいところ。ただ、同時に以前報じられていたGPU内蔵型の新しい「Thunderbolt Display」が登場する可能性があり、これに期待して待つというのも手だ。
もちろん、新型MacBook Proそのものも大幅に性能が向上すると期待されている。個人的には新型MacBook Pro+ 新型「Thunderbolt Display」という組み合わせがほしいな!
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(via 9to5Mac)