次期Mac、「USB 3.1 Gen 2」に対応か?!「macOS Sierra」内のコードから判明
安定したペースでベータ版がアップデートされ、正式リリースに向けて着々と準備が進められている次期Mac用OS「macOS Sierra」。一般向けの正式リリースは10月頃になると言われている。恐らく新型MacBook Proと同時期ではないかと予想している。
さて、その新型MacBook Proを含む将来的に発売されるMacが「USB 3.1 Gen 2」をサポートすることを示唆するコードが「macOS Sierra」のベータ版のコードから発見されたことを9to5Macが指摘している!
「super_speed_plus」「Up to 10 Gb/sec」が追加
まずはリークされたコードを見てみましょう。左が「OS X El Capitan」のコード、右が「macOS Sierra」のコード。「super_speed_plus」と「Up to 10 Gb/sec」という記述が追加されていることが分かるだろうか。
「USB 3.1」は12インチ型MacBookがサポートしているが、「USB 3.1 Gen 2」をサポートするMacは現時点のラインナップには存在しない。このことから、この新たに追加されたコードは新型MacBook Proを含む将来発売されるMacが「USB 3.1 Gen 2」をサポートすることが予想できる。
「Thunderbolt 3」ポート搭載への期待も高まる
そもそも「USB 3.1 Gen 2」とは何が魅力なのか。用語が分かりづらいと思うので、可能な限り分かりやすく解説しておく。
先ほど書いた通り、「USB 3.1」自体は12インチ型MacBookの唯一のポートであるUSB-Cポートがサポート。「USB-C?USB 3.1?どういうこと?」という人もいるかもしれないが、USB-Cは「USB Type-C」の略で、USBの最新通信規格「USB 3.1」をサポートするコネクタ規格のことを意味する。よって、12インチ型MacBookは2015年から「USB 3.1」に対応していたのだ。
今回話題になっている「USB 3.1 Gen 2」は、「USB 3.1」の最大転送速度が最大5Gbpsであるのに対し、2倍の最大10Gbpsまであることが特徴。大容量のファイルを外部ドライブに移動する際、理論上は従来の倍のスピードで転送することができるということを意味する。
この記述が発見されたことによって改めて次期Macの「Thunderbolt 3」対応に対する期待が高まっている。
「Thunderbolt 3」はある意味最強だ。USB-Cコネクタを採用し、「USB 3.1 Gen 2」をサポート。それだけではなく、「Thunderbolt 2」の2倍にあたる40Gbpsの伝送速度に対応し、サポートする外部機器に超高速でデータを転送することが可能になる。また、「DisplayPort 1.2」にも対応し、4K/5Kディスプレイ出力も可能。本体の充電も可能な万能すぎるポートなのだ。
新型MacBook Proには世界中から注目されているハイスペックマシーンだ。「Thundetbolt 3」対応、果たして実現されるのか?!期待して続報を待とう!
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