新型MacBook Proに対応した外付けGPU「BizonBOX 3」が登場
すべてのポートがUSB-Cになった「MacBook Pro(2016)」。今あるあらゆる周辺機器を使うためにはアダプタが必要となり不便極まりないと批判の声が多数上がっているが、実は悪いことばかりではない。
搭載されているポートはすべて「Thunderbolt 3」に対応。よって、「Thunderbolt 2」の2倍に当たる伝送速度40Gbpsを活かした周辺機器を使用することができるのだ!
その一例としてBIZONから新型MacBook Proに対応した新しい外付けGPUユニット「BizonBOX 3」が購入可能になっている。MacBook Proに標準搭載されているグラフィックカードでは力不足、という人でも「BizonBox 3」を使えばグラフィック性能を劇的に向上させることができる!
外付けGPUに「NVIDIA GTX 960/980」が搭載可能に
外付けHDDには馴染みがある人も多いかもしれないが、外付けGPUは聞いたことがないという人も多いかもしれない。
一般的に”コンピューターのグラフィック性能を支えるブレイン”であるGPUはコンピューター本体に内蔵されているものであり、後から拡張できるものではない。ところが、外付けGPUがあれば本体のGPUよりもパワフルなGPUを使用することができ、グラフィックに大きな負担が掛かると言われている映像制作やハードコアゲーミングなども快適に利用できるようになる。
外部GPUの魅力はグラフィック性能が低いコンピューターでもグラフィック性能が高いコンピューター並のパフォーマンスを発揮することができるということ。
例えば、13インチ型MacBook Proは15インチモデルと異なり独立したGPUが搭載されていないが、「BizonBOX 3」を使用することによってその弱みを克服することができる。「出先の作業はたかが知れているのでコンパクトさや重さの方が優先度が高いが、自宅では本格的な作業がしたい」というわがままな人にとては最適。
そう考えると非常に魅力的な周辺機器に思えてくるかもしれないが、最大の欠点はその価格。「GTX 960」が918ドルから。実に約9.5万円近い。
それでもAppleが用意したGPUでは到底満足できない、という人は良い選択肢ではないだろうか。
日本への発送にも対応しているようで、発送まで4〜5週間後となっている。気になる人はチェックしてみるべし!
(via AAPL Ch.)