【レビュー】「HyperDrive PRO 8 in 2 Hub」ーーMini DisplayPortが追加され、最強に

HyperDrive PRO USBC Hub 01

最新の「MacBook Pro」にはUSB-Cハブが欠かせない。マシーン単体で使用する分には問題無いが、外付けドライブなど通常のUSBポートを搭載するデバイスを接続する場合、既存の外部ディスプレイやプロジェクターに出力する場合、必須アイテムである。

以前、USB-Cハブとして「HyperDrive Thunderbolt 3 USB-C Hub」を紹介した。基本的に「MacBook Pro」に必要とされるポートはすべて復活させてくれる優秀なアイテムだ。

基本的には上これを買っておけば間違いないのだが、MagSafeを除いた旧型の「MacBook Pro」に搭載されているポートをすべて復活させるにはとあるポートが不足していた。

それは「Mini DisplyPort」用ポート。僕はこれまで外部ディスプレイを出力する際はHDMIより使用することが多く、プレゼンなどでプロジェクターに出力する際もMini DisplayPortを使うことが多かった。

その唯一の欠点が修正されたUSB-Cハブがついに登場した。「HyperDrive PRO 8 in 2 Hub」は以前紹介した「HyperDrive Thunderbolt 3 USB-C Hub」にMini DisplayPortが追加された、最強USB-Cハブ。

1台サンプルとして提供して頂いたので、紹介する!

Mini DisplayPortとHDMIの同時出力には非対応

HyperDrive PRO 8 in 2 Hub」には以下のポートが備わっている。

  • HDMIポート × 1(1080p@60Hz / 4k@30Hz)
  • Mini DisplayPort (4K 3840×2160 )
  • Thunderbolt 3ポート × 1(5Kx1 / 4Kx2 / 40Gb/s / 100W)
  • USB-Cポート × 1(5Gb/s)
  • Micro SDカードスロット × 1(104MBb/s)
  • SDカードスロット × 1(104MBb/s)
  • USB 3.1ポート × 2(5Gb/s)

以前のモデルにはなかったが、最上位ハブということで専用のケースが用意されている。僕はUSB-Cハブを使うタイミングは限られているので、意外と専用ケースはありがたい。ガジェットポーチに入れておくと傷だらけになってしまう。
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早速搭載ポートを紹介する。1番左が「Thunderbolt 3」ポート。5Kの出力または4K@60Hzの出力に対応し、40Gbpsのデータ転送速度に対応している他、最大100Wのパワー供給が可能。その隣にはMini DisplayPortが用意され、その隣は「Thunderbolt 3」ポートではなく通常のUSB-Cポート(5Gb/s)。続いてMicro SD/SDカードスロット、そして1番右側は「USB 3.1」ポートが2つ。
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本体サイズは131 x 31 x 8.5mm。「HyperDrive Thunderbolt 3 USB-C Hub」が115 x 28.5 x 8.5mmであることからMini DisplayPortを搭載している分、16mm x 2.5mm大きくなっている。厚さは変わっていない。

下記は僕がこれまで使用していたUSB-Cハブ「Satechi Type C Pro Hub」。
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上部にはHDMIポートが引き続き用意されている。フルHDであればリフレッシュレート60Hz、4Kであれば30Hzまで出力可能。
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Mini DisplayPortとHDMIポートが両方搭載されているが、Mini DisplayPortとHDMIの同時出力は利用できないので注意が必要。つまり、Mini DisplayPortとHDMIポートを使ってデュアルディスプレイ環境を構築することはできず、うち1台は「Thunderbolt 3」ポートから出力しなければならない。

また、搭載されているポートはあくまでも「Mini DisplayPort」であり、「Thunderbolt」ポートではない。よって、「Apple Thunderbolt Display」の出力には対応していない

ただし、Mini DsiplayPortが搭載されたことによって「Apple LED Cinema Display」を最大解像度で出力することが可能になったのは強み。変換アダプタが不要になるため、見た目がスッキリするはず!

本体カラーはスペースグレイおよびシルバーが用意されている。現在手元にあるのは、「MacBook Pro」本体のカラーと合わせたスペースグレイ。
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僕は普段「LG UltraFine 5K Display」を2枚出力しているため、USB-Cハブを使用する場合は以下のような状態が多い。
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最近はSDカードよりもCFカードを使うためCFカードリーダーを別途用意しているが、予備としてSDカードも持ち歩いているのでUSB-Cハブを繋げるとポートが復活するのは嬉しい。

サイズはわずかに異なるものの基本的なデザインは「HyperDrive Thunderbolt 3 USB-C Hub」を踏襲。端子は半分よりも僅かに上の位置にあるため、「MacBook Pro」の左側につけとしっくり来るが、右側に付けるとハブが不自然に高さがあるように見える。
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HyperDrive PRO 8 in 2 Hub」の魅力はすべてのポートが揃うだけではなく、それらのポートを同時に使用することができる50GB/sの高速性と高い帯域幅を実現している点が強み。持ち運ぶことができるモデルの中では妥協のない、最強のUSB-Cハブである。

もちろん、15インチモデルもフルスピードで充電可能。使用中も本体のバッテリーを消費しない超省エネ設計を実現している。

価格は税込み14,800円とUSB-Cハブにしては少し高めではあるが、必要なポートがこれ1台で揃うと考えると必要な投資だ。「USB-C VGA Multiportアダプタ」と「USB-C Digital AV Multiportアダプタ」がそれぞれ税別7,400円もすることを考えると1つのUSB-Cハブで「MacBook Pro」本体と一体化するデザインを持つ「HyperDrive PRO 8 in 2 Hub」に軍配が上がる。

既にUSB-Cハブを持っている人は買い換える必要はないと思うが、これから購入する人は”最強モデル”の購入を検討するべし!

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