【レビュー】CatalystのApple Watch用スポーツバンドは良いが、衝撃吸収ケースはボタンが押せなくなる
Catalystブランドの「Apple Watch Series 3」に対応した衝撃吸収ケースとスポーツバンドが発売されていたので、購入してみた。
以前使用していたCatalystの完全防水ケースはとても気に入っていたので、「Apple Watch Series 3」に対応したモデルにとても期待していた。
ところが、装着してすぐにケースが「Apple Watch Series 3」で利用できないことが判明。ゴツゴツとした見た目が気に入っていただけに残念だが、それを踏まえた上で紹介する!
ケースは「Series 3」のみ、デジタルクラウンが押せない
衝撃吸収ケースとスポーツバンドは両方をセットで着用できるように、マッチしたカラーモデルが用意されている。
僕が購入したのは「サンセットブラック」のケースと「サンセット」のバンド。少しビビッドな赤色で、大人っぽいというよりはやんちゃなカラーだ。
まずは衝撃吸収ケースを「Apple Watch Series 3」に取り付けてみる。Apple Watch本体の上から取り付けるような仕様になっていて、使い勝手が良い。
デジタルクラウンとサイドボタンの方からケースを取り付け、カチッとはめ込むだけで装着完了。
デジタルクラウンとサイドボタンを覆うようにケースを取り付けるため、その分だけ厚みや横幅が出るのがこの衝撃吸収ケースの特徴。その分、3メートルの耐衝撃仕様となっていて、アメリカ国防総省の軍事規格「MIL-STD-810G」に準拠する保護力を手に入れることができる。
左側にあるスピーカーホールなどにも配慮された設計となっている。
問題はこのデジタルクラウンのボタンだ。「Apple Watch Series 3」を装着すると、全く反応しない。ボタンが全く押せず、ものすごく力を入れて押し込むとかろうじて反応する程度。
これを「Apple Watch Series 2」に装着して試してみたところ、ケースを装着していないときと同じように使うことができた。「Apple Watch Series 3」対応を謳っているが、僕が確認した限りでは「Apple Watch Series 3」は非対応だ。
なお、不思議なことにサイドボタンは全く問題ない。なぜだ。
通気性も高く、付け心地も良く、細かくサイズ調整も可能
続いては、スポーツバンドを試す。Apple Watch純正のアクセサリーのように着脱することも可能だが、Catalystの防水ケースでも使えるように金属製のレバーが用意され、取り付けられる仕様となっている。
この小さい金属レバーを内側に押し込むことによってバンドを外すこともできる。
このスポーツバンドの魅力は小さい穴が多数用意されたデザインとなっているため、通気性が高く、皮膚呼吸がしやすい。バンドは低アレルギー性シリコンを使っているとのこと。
この形状を活かし、シリコンバンドが手首から外れにくくなる「ダブルロックシステム」と呼ばれる取り付け方法を採用。まずは隙間につまみを差し込んで固定する。
次に、固定された上からバンドをかぶせてロックする。これで二重に固定され、そう簡単に外れなくなる。
デジタルクラウンを押さなければ問題ないが、僕は押すのでNG
Catalystの衝撃吸収ケースに関してはデジタルクラウンが操作できなくなってしまうため、装着することを諦めた。
一方、スポーツバンドは単体でも使うことができるので、ビビッドなバンドが好きな僕はバンド単体で使っている。色味は少し異なるが、デジタルクラウンの赤色とも合うので良しとしよう!
何よりもバンドの通気性が高く、熱すぎる今の季節に装着するには最適。シリコン製なので水で軽く洗い流せば汚れもすぐ落ちるのでありがたい!
衝撃吸収ケースは5,644円、スポーツバンドは5,399円。気になる人は下記からどうぞ!