タウンWiFi、ユーザーごとに接続を最適化する「WiFiパーソナライズ接続機能」を提供へ
タウンWiFiは10日、これまでタウンWiFiが蓄積したWiFiの混雑状況、接続速度、必要度合いなどに関するWiFiビッグデータを活用した新機能「WiFiパーソナライズ接続機能」を提供開始すると発表した。
役立たずのWi-Fiに繋がるユーザーのイライラを解消
タウンWiFiには「遅いWiFiに接続しない」機能が搭載されている。これまでも通信速度が遅いWi-Fiに繋がるとすぐに自動で切断することで、ユーザーの利便性を高めることに成功してきた。
新しい「WiFiパーソナライズ接続機能」は、アプリ利用状況からそのユーザーのWiFi利用方法を独自に測定し、ユーザーごとのニーズに応じた接続を実施するという。その分類は以下の通り:
- 今スマホを見ていない人:Wi-Fi必要度が低いユーザー
- 通信速度の速いWiFiのみを利用する人:高速Wi-Fiのみユーザー
- 遅いWi-Fiも利用している人や、通信制限になる人:Wi-Fi必要度が高いユーザー
また、時間帯毎のWi-Fi混雑状況を分析したデータを元に、リアルタイムで混雑し接続が遅いWi-Fiや、混雑が見込まれるWi-Fiも把握。ユーザニーズに応じての接続・切断を自動で行い、切断時は空いているWiFiがあればそこへの誘導・自動接続を実施する。
これにより、高速Wi-Fiのみユーザーはそもそも混雑しそうなWiFiには接続ない、といった制御が可能になる。
Wi-Fiごとのユーザーニーズも考慮に入れ、パーソナライズされた接続や切断も実現する。例えば、駅のWi-Fiであれば、ホームで待機している人には接続するが、電車乗車中ですぐにWi-Fi電波が弱くなる人には接続しない、もしくは弱くなったらすぐに切断することが可能。カフェであれば、通りすがりの人は接続しない、毎日そのカフェに通う人であれば優先的に接続する、といったパーソナライズも可能だという。
「WiFiパーソナライズ接続機能」により、タウンWiFiは不要なWi-Fiに繋がってしまうことによるユーザーのイライラ解消、Wi-Fi提供者の負担軽減、そしてWi-Fi提供者のマイナスイメージ回避を目指す。
新機能の発表に加え、タウンWiFiは既存の「遅いWiFiに接続しない」機能もリニューアル。従来はWi-Fi接続時のみの速度をもとにWi-Fiの接続・切断が行われていたが、今後は一度繋がった後も時間帯毎のWi-Fi混雑状況データおよび電波強度のチェックを継続する仕組みになったそうだ。
「タウンWiFi」のiPhoneおよびAndroidアプリは下記からどうぞ。Mac版は公式サイトからどうぞ!
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