OpenAI × ジョニー・アイブ新AIデバイス「io」発表が突如取り下げ。訴訟トラブルか
発表からわずか1カ月、公式情報が全削除。背景に浮上した「io」名称を巡る訴訟問題
OpenAIが5月22日に発表した、ジョニー・アイブと共同開発中のAIデバイススタートアップ「io」の買収。その発表内容が、6月23日になって突然すべて取り下げられた。公式サイトは404エラー、公開した動画も全非公開という、異例の対応が取られている。
発表から1カ月で全削除──SNSでも騒然
OpenAIとジョニー・アイブがタッグを組む──Appleファンならずとも注目せずにはいられない話題だったはずだ。実際、発表当初は「AppleのDNAを受け継ぐAIデバイスが誕生するのでは」と期待する声がSNSでも多く見られた。
だが6月23日、OpenAI公式の発表ページが404エラーに。関連するYouTube動画もすべて削除されている。これに気付いたユーザーが「何が起きた?」と騒ぎ始め、X上でも大きな話題となっている。
「io」名称めぐり訴訟、プロジェクトは暗礁に
なぜここまで徹底的に情報が消されたのか。BloombergのMark Gurman氏によると、「io」という名称を巡る訴訟が発生しているという。米国のウェアラブル系スタートアップ「IYO Inc.」が、「io」の名称が自社の「IYO」と発音が酷似しており、市場や投資家に混乱を招くとしてサンフランシスコ連邦裁判所に訴えを起こした。
IYO側は「数年かけて開発した『IYO ONE』というAIデバイスがあり、OpenAIの『io』発表がビジネスに実害を与えている」と主張。損害賠償と「io」名称の使用差し止めを求めている。OpenAI側は「混乱は仮定の域を出ない」として争う姿勢を見せているが、現時点で公式な発表やプロモーションはすべて停止状態となった。
AI業界の注目プロジェクト、今後の展開は?
OpenAIとジョニー・アイブによる「io」プロジェクトは、AppleファンやAI業界関係者の間で大きな注目を集めていた。だが、まさかの訴訟トラブルによって、わずか1カ月で発表内容が全削除される異例の事態となった。
今後は法廷での争いが続くことになりそうだが、AIデバイスの未来を占うプロジェクトだけに、続報を待ちたい。
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