Amazon、家庭用ロボットを開発中か
Amazonが家庭用ロボットを開発しているとBloombergが報じている。内部コードネームは「Vesta」と呼ばれ、過去にKindleやFire Phone、Echoなどを生み出したAmazonのハードウェア研究開発所で開発が進められているとのこと。
自宅内であればどこでもAlexaが利用できる世界の実現
Amazonの家庭用ロボットが具体的にどのような見た目で何を目的としているのかは不明だが、これまで開発された試作機はコンピュータービジョン機能やナビゲーション用カメラを搭載していることから、ユーザーを追い、必要な時に音声操作を受け付ける役目を果たすのではないかとBloombergは指摘している。
年内までには従業員の自宅でプロトタイプをテストすると見られている。
ユーザーについて回る家庭用ロボットは、Amazonなりの「いつでもどこでもAlexaを利用できる世界」を実現するための戦略の1つかもしれない。今はスマートスピーカーという据え置き型デバイスで音声操作を受け付けているが、理想は場所を選ばずに呼び出せることだろう。
そのためにも「Amazon Echo Dot」のような格安モデルを投入し、「スキル」という身近な情報を手に入れやすい仕組みを用意したのかもしれない。
そういう意味では、モバイルデバイスに内蔵されている「Siri」や「Googleアシスタント」は強い。おっと、Amazonの「Fire Phone」の悪口はそこまでだ!
(via The Verge)
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