Appleの決算発表会で発表された、数値以外で把握しておくべき重要なこと5つ
本日、過去最高の売上を記録したAppleの2014年度第1四半期の決算が発表された。
同時に、今後のAppleに関わる重要なことを発表や質疑応答の中で触れられたようだ!Appleの決算発表会で発表された、数値以外で把握しておくべき重要なこと5つをまとめたので、紹介する!
モバイル決済
Appleはやはり新たなモバイル決済サービスを進めているようだ。Tim Cook氏が自ら「Touch ID」を考案した1つの理由にモバイル決済があったと明言したとのこと。
現在はロック画面の解除やiTunes Music Store・App Storeの決済をするために利用できる「Touch ID」だが、近い将来リアルなモバイル決済サービスとして活用される可能性は極めて高そうだ!
新製品は準備中
当然、詳細については一切明らかにされず、いつも通り新製品は準備中であることを示唆するのみに留まった。家庭向けテレビ「iTV」やスマートウォッチ「iWatch」などが以前から話題になっているが、何かしらイノベーティブなプロダクトを密かに開発しているようだ。
iPhoneが思っていたほど売れていない、「iPhone 5s」が予想以上に売れた
過去最高売上を記録した2014年度第1四半期だが、iPhoneの販売台数はアナリストの予想販売台数を下回る結果に。予測値が5530万台とされていたが、結果的に5100万台で着地した。原因はキャリアの価格設定にあるとTim Cook氏は指摘している。
また、「iPhone 5s」がこれほど人気になることは予想していなかったことも認めた。販売台数が予想を下回った理由に、「iPhone 5s」の供給が間に合わなかったことも要因だったようだ。
iPhoneの成長は中国市場で爆発的に拡大する見込み
大きな話題となったAppleとChina Mobileの提携。Tim Cook氏いわく、かつてないスピードでユーザー数が増えているようだ。既にiOSデバイスが中国モバイルトラフィックの占める割合は57%にまで上る。日本における市場拡大も取り上げられていたようだ。
iPadもMacの売上は好調
PC市場は縮小傾向だが、MacやiPadの成長は続いているとのこと。Macは前年同期比で19%増していることが明らかになっている。
ノートPC市場を侵食していると言われているタブレットだが、iPadの販売台数(2600万台)はLenovoの販売台数(1400万台)を圧倒的に上回っていることから、極めて好調な成績を記録している。
(via Cult Of Mac)