7インチ型ディスプレイを搭載した新型「iPod touch」のコンセプトイメージ
Appleは新型「iPod touch」を開発中であるとの噂があるが、具体的なスペックや仕様については明らかになっていない。過去には「Face ID」を搭載する可能性を示唆した情報もあるが、決定的なリークはまだない。
ロシアのウェブサイト『Rozetked.me』が一見有り得そうに見えて恐らくあり得ないであろう新型「iPod touch」のコンセプトイメージを公開していたので、紹介する!
「iPod touch」にしては驚くほどハイスペック
コンセプトではあるが、想像しているスペックとしては7インチ型のフルHD(1、920 x 1,080)の液晶ディスプレイ、True Toneに対応し、プロセッサは「A11 Bionic」。ホームボタンを廃止し、「Face ID」を採用している。
RAMは2GB、ストレージ容量は128GBモデルと256GBモデルを用意。NFC、「3D Touch」、ワイヤレス充電はいずれも対応しないと考えているようだ。
気になるのはサイズ感。7インチディスプレイということで「iPhone XS Max」を上回るサイズ感となっていて、並べてみるとなかなかの存在感である。
新型「iPod touch」は「Apple Music」やApp Storeで配信されている各種ゲームアプリを利用できる携帯型iOSデバイスとしての需要があることから、開発が継続されていると伝えられていた。
このことから、このコンセプトはゲームがより楽しめる大画面を採用しながらもゲームをプレイする上では不要と考えれる機能を削ぎ落としていると考えられる。
ただし、「Face ID」を可能にするTrueDepthカメラは決して安いパーツではなく、「iPhone XR」からも想像できる通り本体価格を想像以上に引き上げてしまう可能性がある。ホームボタンを廃止した7インチディスプレイの「iPod touch」は魅力的だが、現行モデルの21,800〜32,800円という価格帯に抑えることは難しそうだ。
現行モデルは2015年7月に発表。このコンセプトイメージほどの進化は期待できないかもしれないが、4年ぶりの新モデル登場には期待したい。