Apple、独自の5Gモデムを2021年までに一部デバイスに搭載する計画か
Appleは下位モデルおよび古いモデルから自社製のモデムチップへ段階的に移行へ
AppleはIntelのスマートフォンモデム事業の持ち分の過半数を取得することを発表した。買収額10億ドルを支払い、Intelの従業員およそ2,200人が、知的財産、装置、賃貸借契約と共にAppleに加わることが分かっていることから、当然ながらこの豊富なリソースを自社製品に活かすことは言うまでもない。
Reutersによると、Appleは2021年までに自社製の5Gモデムチップを一部デバイスに搭載することを目指していると報じている。Intelは当初、2020年までに5Gチップの開発を計画していた。
New details lower down: Apple has partnered with Global Unichip, a design house connected to TSMC, on a modem design effort, and has an aggressive goal of 2021 for a working chip (vs the 2025 estimate previously reported by @aatilley ) https://t.co/h7106MAPgy
— Stephen Nellis (@StephenNellis) July 25, 2019
将来的には全デバイスが自社製のモデムチップを採用する可能性はあるものの、下位モデルおよび古いモデルから段階的に移行すると伝えられている。具体的などのデバイスから採用されるかについては言及されていないが、iPhoneではなくiPadから切り替わる可能性はありそうだ。
Appleは今年4月に発表されたQualcommとの和解において、2016年4月1日から効力を持つ6年間の特許ライセンス契約を締結。2020年のiPhoneにはQualcomm製5Gモデムチップを採用すると見られている。
(Source: MacRumors)