5G対応のiPhone、2020年以降に登場か
4G通信の次は5G通信。日本でも2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて急ピッチで次なる通信方式の準備が進められていると言われているが、Appleは5G対応のiPhoneを2020年まで発表する予定がないとBloombergが報じている。
iPhoneの通信性能が劇的に向上することが期待される5G
4G通信は、最大でもドコモが提供している日本最速とされる「Premium 4G」サービスでさえも788Mbps。5Gは最大で20Gbps、つまり20,000Mbpsとなり、約25倍。通常のLTEと比較すると約100倍にもなる。
他にもネットワークの遅延が生じにくいこと、同時に複数のデバイスが接続しても安定して通信できることなども5G通信ならではの強みである。
iPhoneが5G通信に対応すればウェブページはすぐに開き、YouTube動画はすぐに再生され、IP電話は通常の電話と遜色ないクオリティが常に実現できることになるが、その快適さをiPhoneで体感できるようになるのはまだ先のことになりそうだ。
そもそもiPhoneが5G対応したとしても通信キャリアのネットワークが準備できていなければ意味がない。また、Qualcommと決別した今、AppleはIntelに5G通信対応モデムチップの開発を委託しているため、そもそも2019年のiPhoneには間に合わないと見られている。
一方で、SamsungなどのAndroidスマートフォンメーカーは早い段階で積極的にQulacomm製の5G対応モデムを採用すると予想され、ユーザー数の獲得に影響を及ぼす可能性もあると指摘されている。
もっと読む
2020.08.27
2020.08.22
2020.07.23
2020.04.29
2020.04.18
2020.01.13
2019.04.22
2019.04.17
関連キーワード
コメント(0件)